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日本貨物鉄道/平成29年度のコンテナ・車扱の合計は前年度102・3%

物流全般 2023.06.17

平成29年度 輸送実績(速報)

1.輸送概況

平成 29 年度は、上期に発生した全国各地での大雨や相次ぐ台風の接近および 1 月・2 月 の新潟・北陸・函館地区での大雪の影響等により、高速貨 1,934 本、専貨 32 本が運休とな った(前年度は、高速貨 1,447 本、専貨 30 本が運休)。9 月中旬に接近した台風 18 号の 影響で長期にわたり不通となった日豊線では、復旧までの間トラックによる代行輸送を実 施した。 コンテナは、積合せ貨物が労働力不足・労務管理厳正化により中長距離帯における鉄道 利用が伸長した。また自動車部品は国内自動車販売が好調に推移し、東海地区発を中心に 大きく増送となった。さらに飲料・ビール等の共同輸送が進む食料工業品、新規・既存と もに利用の増加した化学薬品、建設発生土輸送が堅調なエコ関連物資等が前年を上回った。 一方、紙・パルプは国内需要の減少に伴う販売不振が続いており、大きく出荷が落ち込 んだ。その結果、コンテナ全体では前年比 102.0%となった。 車扱は、石油が配送圏の見直しにより通年で鉄道へのシフトが進んだほか、冬季の気温 低下に伴って灯油の需要が増加したことから好調に推移し、セメントの需要減はあったも のの、車扱全体では前年比 102.9%となった。 コンテナ・車扱の合計では、前年比 102.3%となった。

(略)

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