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日本通運/ビール大手4社の関西・中国~九州間の共同モーダルシフトをサポート

物流全般 2023.06.17

日通、ビール大手4社の関西・中国-九州間の共同モーダルシフトをサポート

当社は、アサヒビール株式会社(社長:平野伸一)、キリンビール株式会社(社長:布施孝之)、サッポロビール株式会社(社長:高島英也)、サントリービール株式会社(社長:山田賢治)が4月9日(月)から開始する、関西・中国-九州間の共同モーダルシフトをサポートします。

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(関西・中国-九州間の物流フロー)

本件は、ビール大手4社が、物流部門での環境負荷の低減および長距離トラック輸送の削減によるドライバー不足への対処を目的に、関西・中国-九州間の社内輸送において共同でモーダルシフトに取り組むことで合意したものです。

関西・中国から九州へ向かうビール4社の専用列車には、各社の物流拠点から最寄りのJR貨物ターミナル駅を経て、JR大阪貨物ターミナル駅とJR岡山貨物ターミナルに集められた商品(主に酒類・飲料)を積み込みます。九州に到着した商品は、各社の最寄りにあるJR貨物ターミナル駅から、それぞれの物流拠点へ配送されます。専用列車は、年間を通じて毎週月曜日に運行する予定です。

一方、九州から関西・中国へ向けた輸送は、九州地区にある各社の製造・物流拠点からJR福岡貨物ターミナル駅に集めた商品を、同区間の空きコンテナの輸送枠を活用して毎日運行する予定です。

この取り組みにより、4社合計で、大型トラック2,400台相当の長距離輸送能力を鉄道コンテナで確保し、年間約1,500t(従来比で約74%)のCO2排出量削減を見込んでいます。

当社は今後も、業界共通プラットフォームの構築に積極的に対応し、ドライバー不足への対応や環境負荷低減など、社会的責任に取り組む企業を物流面でサポートして参ります。

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