商船三井/大局観を持って、未来を創造(入社式社長挨拶) 物流全般 2023.06.17 入社式社長挨拶 株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区)は、4月1日付で39名(海上新卒採用10名、陸上新卒採用29名)の新入社員を迎えました。入社式における社長 池田潤一郎の挨拶を下記の通りお知らせします。 記 皆さん、入社おめでとうございます。世界を相手に事業展開する商船三井に、自ら決意を持って入社する皆さんを心より歓迎します。世界経済は成長を続けており、海上輸送の需要は着実に伸びています。一方で世界の政治・経済情勢や海運業界を取り巻く環境は大きく変化しており、我々が長期ビジョンに掲げる「強くしなやかな商船三井グループ」の実現が従来に増して求められている状況です。 当社は、当社グループ社員が永続的に継承していく価値観として「MOL CHART」を制定しました。今日は、そのうちの2つを紹介したいと思います。 1.Challenge ~大局観を持って、未来を創造します~ まずはChallenge。若い皆さんの力で、大変なことにも真正面からぶつかって行ってほしいと思います。ただやみくもにぶつかっていくのではなく、役に立つ情報をしっかりと収集し、それを踏まえて自らの判断・価値観で、大局観をもって行動していくことが非常に重要です。時代のニーズを先取りし、今までの価値観・常識にとらわれない新しい発想で、更なるチャンスを開拓しながら成長し続けていきましょう。 2.Reliability ~お客様の信頼にこたえます~ 次にReliability。まずはお客様からの信頼が重要です。我々のサービスを利用頂けるのは、お客様の信頼があってこそです。誠実に仕事に励み、お客様に対してストレスフリーなサービスを提供することが大切です。次に仲間からの信頼です。組織の中で働く以上、上司、部下、仲間からの信頼を得ることが必要です。そのために何をすべきなのかは、既に皆さんが自分なりに見つけた答えがあるでしょう。仲間と切磋琢磨しながら、高め合って頂きたいと思います。 最後に、社会人となってこれから様々なことが起きると思います。期待や自信、不安や緊張を抱いている人もいるでしょう。自分の思ったことが出来ない、仲間とうまくいかない、お客様から厳しいことを言われることもあるかもしれません。そんな時には、一度立ち止まって自分を客観視し、目の前にあることに精一杯取り組みましょう。皆さんと共に商船三井の次の100年を作っていくことを楽しみにしております。