国土交通省/自動運航船の実用化に向けたロードマップ等の中間取りまとめを公表 物流全般 2023.06.17 交通政策審議会海事分科会第6回海事イノベーション部会の開催結果~自動運航船の実用化に向けたロードマップ等の中間取りまとめ~ 平成30年3月30日 国土交通省は、3月28日(水)に交通政策審議会海事分科会海事イノベーション部会の第6回会合を開催しました。 今回会合では、第5回部会(今年2月)までの議論や委員からの指摘を踏まえて、自動運航船の実用化に向けたロードマップ を含め、今後重点的に取り組む課題・施策等に関して審議を行い、報告書の中間取りまとめを行いました。 次回の第7回部会(今年5月末開催予定)では報告書の最終とりまとめを行う予定です。 国土交通省は、海事イノベーション部会において、海事産業の生産性革命の深化のために短期的に取り組むべき施策について審議しています。3月28日(水)に第6回海事イノベーション部会を開催し、自動運航船の実用化に向けたロードマップを含む、今後重点的に取り組む課題・施策等に関する報告書の中間とりまとめ案について議論を行い、概ね了承を得ました。 審議においては、女性や高齢者の活用策、自動運航船の果たす社会的意義の具体化、海上ブロードバンド通信環境の改善について指摘があり、最終とりまとめに向けて引き続き検討することとなりました。 今後、今回会合での審議結果に基づき更に検討を重ね、本年5月末に開催予定の第7回部会において、最終報告書案を提示し、とりまとめることとしています。 【報告書中間取りまとめの主なポイント】(i-Shipping) ・革新的造船技術研究開発補助、先進船舶の導入・普及 ・日本人技能者の確保・育成、外国人材の活用方策 ・造船市場における公正な競争条件の確保(自動運航船) ・自動運航船の実用化に向けたロードマップ策定とそれを踏まえた対応(j-Ocean) ・エンジニアリング強化に向けた海洋資源開発技術プラットフォームの活用 ・我が国の優れた技術の普及とO&Mノウハウの獲得に向けた取組 添付資料 報道発表資料(PDF形式) 【参考】委員名簿(PDF形式)