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商船三井/次世代型自動車船「FLEXIEシリーズ」1番船BELUGA ACEを竣工

物流全般 2023.06.17

次世代型自動車船「FLEXIEシリーズ」1番船”BELUGA ACE”竣工 
– 6層リフタブルデッキを備えた最新鋭の新デザイン自動車船 –

株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区、以下「商船三井」)が、南日本造船株式会社(社長:池辺隆太郎、本社:大分県臼杵市)で建造していた次世代型自動車船「FLEXIEシリーズ」の1番船である”BELUGA ACE”が、2018年3月15日に竣工しました。

本船は、多様化している輸送需要に”FLEXIBLE”に対応できるよう、上下に自由に動かすことが出来るリフタブルデッキを従来の2層から6層に増やすなど、機能性を大幅に刷新しました。

船体デザインも既存自動車船のデザインから一新し、商船三井グループの英文略称”MOL”や、商船三井の自動車輸送サービスにおける世界統一ブランド”MOL ACE (MOL Auto Carrier Express)”を表す”A”、そしてお客様との長きにわたる関係を未来へつなぐ決意を表す白いラインを大胆に表現します。

また、本船は船首部をラウンド形状とすることで風圧抵抗を低減し、現行の自動車船に比べ、約2%のCO2削減効果を見込んでいます。この形状は、商船三井テクノトレード株式会社(社長:八田宏和、本社:東京都中央区)、および株式会社三井造船昭島研究所(社長:前田泰自、本社:東京都昭島市)との共同開発の成果であり、商船三井グループが取り組む技術開発プロジェクト「船舶維新NEXT~MOL SMART SHIP PROJECT~」が進める環境負荷低減技術の一つとして実現したものです。

商船三井は、1965年に日本で初めて自動車船を就航させた自動車輸送の先駆者としての伝統を、グローバル市場でさらに発展させること目指し、世界各地でサービスを拡充しています。自動車輸送サービスの世界統一ブランド”MOL ACE”の下、完成車を始め、建設機械や鉄道車輌など多様化する自動車船による輸送需要に対応する新たなデザインを纏った最新鋭の船隊を活用して、より一層の世界最高水準の安全運航、環境保全の実現を目指すことで、お客様への高品質なサービスを提供していきます。

【本船概要】

全長 :199.9m
全幅 :32.2m
積載可能台数 :6,800台 (基準小型車換算)

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