新日鐵住金/山陽特殊製鋼の子会社化の検討を開始 SCM・製造拠点 2023.06.17 新日鐵住金(株)による山陽特殊製鋼(株)の子会社化等の検討開始について 新日鐵住金(株)(社長:進藤孝生、以下、新日鉄住金)及び山陽特殊製鋼(株)(社長:樋口眞哉、以下、山陽特殊製鋼)は、2019年3月を目途に新日鉄住金が山陽特殊製鋼を子会社化(以下、本子会社化)し、新日鉄住金が2018年度上期中に子会社化する予定のOvako AB(スウェーデンに本社を置く特殊鋼メーカー、以下、Ovako)との3社連携も視野に、両社の特殊鋼事業の強化とグローバル事業推進体制の構築についての検討(以下、本検討)を、開始することになりましたので、お知らせいたします。 新日鉄住金によるOvakoの子会社化につきましては、本日付で公表した新日鉄住金のプレスリリース「Ovako AB社の買収(子会社化)について」をご参照ください。 なお、本子会社化の具体的な方法、新日鉄住金の山陽特殊製鋼に対する出資比率等につきましては、今後、両社で検討し、協議が整い次第公表する予定です。また、山陽特殊製鋼は、新日鉄住金の子会社となった後も、上場を維持する予定です。 1.本子会社化等の検討の目的 特殊鋼は、自動車・産業機械等の様々な産業における重要部品の素材として使用されており、今後も堅調な需要の伸びが期待されております。 両社は、特殊鋼等の製造、販売において、自動車分野をはじめとした国内外のお客様のグローバル化の進展に対応し、様々なニーズに応えるために、両社の経営資源を持ち寄り、事業基盤と技術力の強化、グローバル事業展開に向けた体制整備等を進めることを目的として、本検討を開始することについて合意致しました。 今後、両社において、Ovakoとの連携も含めて、詳細検討をしていく予定です。 2.スケジュール(予定) 新日鉄住金及び山陽特殊製鋼は、本検討を直ちに開始し、協議が整い次第、両社間で正式契約を締結する予定です(本年8月目途)。その後、国内外の競争当局によるご承認、その他の必要な手続きを経たうえで、2019年3月を目途に本子会社化を実施する予定です。 (1)2018年8月目途 正式契約の締結 (2)2019年3月目途 本子会社化