物流ニュース

米沢製造所において新棟建設を決定

～世界半導体市場の拡大に対応した更なる生産能力増強を図る～

　

　東ソーグループの東ソー・クォーツ株式会社（本社：山形県山形市）は、この度、同社米沢製造所敷地内に新たな製造施設の建設を決定しました。

　近年、スマートフォンの大容量化やデータセンター需要の高まり等により半導体市場は拡大しており、今後もＩｏＴ機器向けや人工知能および電気自動車や自動運転技術の進展による車載向け需要等、急速な拡大が見込まれます。

　同社では、最新鋭の加工設備を備えた総床面積３，９００平方メートルの新棟建設により、高まる顧客要請への対応を図り、半導体市場の成長を背景とした需要拡大に向けた供給体制を構築します。新製造施設は、投資額約４０億円、２０１８年８月着工、２０１９年２月稼働開始を予定しています。

　東ソーグループは、本計画の実施により、旺盛な需要の拡大に対応するとともに、今後も高機能材料事業の収益力の強化を図っていきます。

１．東ソー・クォーツ社概要

　（１）設立：１９３６年１０月

　（２）所在地；山形県山形市（本社）

　（３）事業内容：石英ガラス製品の製造・加工・販売