東洋ゴム工業/トラック・バス用タイヤの飛躍的な低燃費化を可能になる技術を開発 SCM・製造拠点 2023.06.17 トラック・バス用タイヤの飛躍的な低燃費化を可能に Nano Balance Technology の進化について 東洋ゴム工業株式会社(本社:兵庫県伊丹市、社長:清水隆史)は、社会の要請に応える高性能タイヤ 開発をめざして、2011 年に確立した独自のゴム材料開発基盤技術「Nano Balance Technology(ナノバラ ンステクノロジー)」の継続的な技術革新を続けています。 今回、当社はトラック・バス用タイヤの原料として用いるゴム材料において、Nano Balance Technology の体系の一つである「ナノ加工」の側面から、高い耐摩耗性能を維持しながら大幅な低燃費化を実現する 新たな開発プロセスを確立しましたのでお知らせいたします。 ■Nano Balance Technology について Nano Balance Technology は、「分析/解析/素材設計/加工」という 4 つの体系を横断的に統合し、 ゴム材料をナノ(分子)レベルで観察、予測、機能創造、精密制御することによって、理想的なゴム材料開 発を実現していく基盤技術です。 当社は、これを駆使し、タイヤの転がりよさ(低燃費性能)と制動性(ウェットグリップ性能)といった二律背 反する性能を高次元で両立した乗用車用低燃費タイヤ「NANOENERGY(ナノエナジー)」を上市したほか、 当社フラッグシップブランド「PROXES(プロクセス)」にも採用し、より付加価値の高い商品群を提供してい ます。また、トラック・バス用タイヤにおいても同様に、Nano Balance Technology の素材設計技術による 発熱性の優れた低燃費トレッド配合を採用した商品群の市場投入を行なっています。 (略) 以下、詳細は下記アドレスを参照ください。 2018.03.12Nano Balance Technologyの進化について