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川崎汽船/マニラで新ビルが竣工、開所式を開催

SCM・製造拠点 2023.06.17

マニラで新ビルが竣工、開所式を開催 
~海事技術者研修施設を強化・拡張~

  川崎汽船グループのフィリピン・マニラにおける海事技術者研修施設”K” Line Maritime Academy Philippines (以下、KLMA(Phil))を強化・拡張するため、既存施設に隣接して建設を進めていた新ビル「OCEAN BREEZE」が竣工し、3月2日、国内外から多くの日本・フィリピン政府関係者や海事関係者のご臨席のもと開所式を執り行いました。

 当社のフィリピンでの船員育成に関する取り組みは、1993年の”K” Line Maritime Training Corporation (KMTC) 設立に始まります。KMTCはその後、2008年2月に完成した既存ビル「”K” Line Building」内でKLMA(Phil) として拡大を図り、現在では年間延べ10,000人の受講者を受け入れ、当社の事業基盤である『船舶の安全運航と環境保全』を支える大きな柱のひとつとして、安定的に良質な船員の確保と育成を行っています。

  今回オープンした「OCEAN BREEZE」は、最新の医療機器を備えた船員用クリニックや225名が利用可能な宿泊施設(既存ビルと合わせ282名利用可能)を有するとともに、上層階にはオフィス・フロアーをもつ11階建ての複合施設で、ますます重要化するフィリピン人船員のみならず、当社運航船のすべての船員の確保・育成の象徴的な施設となります。

  ビルには当社駐在員事務所をはじめ、船員のマンニング会社、海運代理店、ロジスティックス関連会社などのグループ会社が入居し、グループ内のシナジー効果も期待されています。

  川崎汽船では、グループ一丸となって優秀な海事技術者の確保・育成を進め、安全運航をベースとした高品質な輸送の維持・向上を図ってまいります。

  

     (新ビル: OCEAN BREEZE)                                  (開所式:テープカットセレモニー)   

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