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シーアールイー/物流施設「ロジスクエア鳥栖」が竣工

物流不動産・施設 2023.06.17

物流施設「ロジスクエア鳥栖」竣工

株式会社シーアールイー(代表取締役社長/亀山忠秀 本社/東京都港区)は、佐賀県鳥栖市におい て開発を進めていた物流施設「ロジスクエア鳥栖」が竣工し、本日、竣工式を執り行いましたので お知らせいたします。なお、「ロジスクエア鳥栖」は竣工に先立ち契約率 100%となっており、大手 総合物流企業である日本通運株式会社(https://www.nittsu.co.jp)の物流拠点として 2 月 28 日よ り稼働する予定となっております。

鳥栖エリアは、九州自動車道、長崎自動車道、大分自動車道の結節点にあることから九州全域を カバーする広域物流拠点の適地となっており、「ロジスクエア鳥栖」は、長崎自動車道「鳥栖」イン ターチェンジから約 2.4km、国道 3 号線沿いに立地しております。用途地域は準工業地域※1で、鳥 栖商工団地に隣接し、JR 鹿児島本線「鳥栖」駅からも徒歩圏内となっております。 また、JR 貨物の鳥栖貨物ターミナル駅が本開発地より約 1.5km と至近にある為、鉄道貨物輸送 によるモーダルシフトへの取り組みに対しても、立地的なメリットが確保されております。

※1 開発地は 2 つの用途地域にまたがっていますが、98%以上が準工業地域となります。 「ロジスクエア鳥栖」は 15,777.90 ㎡の敷地に地上 2 階建て、延べ面積 17,789.40 ㎡の物流施設 であり、マスタープランとしては、ワンフロアが約 2,500 坪の 2 階建てで、1 階部分のトラックバ ースを北側に配し事務所を東西 2 か所に設け、複数テナントへの分割賃貸の対応も考慮した施設と なっております。 倉庫部分の基本スペックは、床荷重は1.5t/㎡、有効高さは1階・2階共に5.5m以上(2階は最高 7.0m)を確保、上下搬送設備については荷物用エレベーター(4.1t)2基及び、1階グランドレベ ルからも直接の荷物の搬出入が可能な垂直搬送機2基を実装しております。 また、階層を 2 階建てに抑えることで、多層階施設特有の上下搬送に起因した時間的なロスの極 小化が見込まれ、トラックバースは大庇による無柱空間として大型トラック計 28 台が同時接車可 能となっており、スピーディーで効率的な入出荷オペレーションの実現を可能としております。さ らに、倉庫内空調用の配管ルートや室外機置場・キュービクル増設スペース等の確保など、入居テ ナントの将来ニーズを含めた様々な物流ニーズに対応し得る汎用性の高い施設となっております。 外壁には断熱性の高い金属サンドイッチパネルを採用、さらに熱負荷の高い 2 階倉庫全区画にお いて庫内作業者用の空調設備及びエアー搬送ファンを実装しており、従業員の雇用確保面での差別 化を生むとともに、就業環境の向上を図っております。 トラックヤードの舗装には、塑性変形抵抗性に優れ、わだち掘れの発生を抑制する「半たわみ性 2 舗装」を採用しております。さらに、従来は白色であった「半たわみ性舗装」に黒色顔料を添加し て誘導ラインなどの視認性を高めることで場内の安全性を向上させ、車両のタイヤ跡を目立たせな いことで舗装面の恒久的な美観維持に寄与します。 環境対策としては、全館 LED 照明、人感センサー、節水型衛生器具の導入等により BELS 評価 (★★★★★ファイブスター)※2を取得しており、第三者機関による認証により省エネルギーに配 慮した施設であることを明示して参ります。また、当社開発物件の標準装備である AED の設置、 さらに火災延焼対策として自動火災報知設備に断路器を設置して、万一の火災時における配線ショ ートによる防火シャッターの機能停止を防ぎ、延焼の拡大を防止する等、入居テナントの BCP(事 業継続計画)への配慮を行っております。 また、施設内のサインとして、有効高さ、床荷重、照度などの倉庫機能を可視化した親近感のあ るデザインの採用や、敷地内休憩スペースの設置など、働く方々の快適性を高めるための工夫を取 り入れております。

※2 BELS 評価について

国土交通省が推進している建築物の省エネルギー性能を評価・表示する統一的な公的指標であり、 Building Energy-efficiency Labeling System の略語です。

■ロジスクエア鳥栖の概要

施設名称 : ロジスクエア鳥栖

所 在 地 : 佐賀県鳥栖市曽根崎町

敷地面積 : 15,777.90 ㎡(4,772.81 坪)

用途地域 : 準工業地域※1

主要用途 : 倉庫(倉庫業を営む倉庫)

建物構造 : 鉄骨造 地上 2 階建て

延ベ面積 : 17,789.40 ㎡(5,381.29 坪)

建築着工 : 2017 年 6 月 1 日

竣 工 : 2018 年 2 月 26 日

設計施工 : 松尾建設株式会社

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