東京製鉄/韓国の東国製鋼との資本・業務提携を決定 SCM・製造拠点 2023.06.17 資本・業務提携に関するお知らせ 当社は、東国製鋼株式会社(以下「東国製鋼」といいます。)との資本・業務提携(以下「本提携」といいます。)を決定いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。 記 1.業務提携の理由 当社は、普通鋼電炉メーカーとして条鋼品種の拡大をはかりつつ、わが国で初めて本格的に鋼板分野に進出して以来、その製造技術の発展と販売の強化に注力してまいりました。一方、韓国最大級の電炉メーカーである東国製鋼も電炉鋼材の拡充を進める一方、鋼板分野の川下品種において、高度な技術力と世界的なネットワークを有しています。 両社は、本提携により、相互の強みを活かして電炉鋼材の一層の普及をはかり、互いの業容の拡大と収益の向上をはかるとともに、貴重な資源である鉄スクラップの高度利用を推進し、循環型社会の構築と低炭素社会の実現に貢献してまいります。 2.業務提携の内容等 (1)業務提携の内容 本提携では、主に次の各事項を実施することを予定しております。 ・鋼板製品、条鋼製品及び半製品分野における取引 ・製造技術、製品品質、低炭素・省エネ省資源等に関する技術交流及び人的交流 ・本提携を強固なものとするため、両者は約1%相当の株式を相互保有 (2)新たに取得する相手方の株式の取得価額(※) 123億ウォン(12億円)(ウォン表示は、平成30年2月22日の為替レート 100ウォン=9.94円で換算しております。以下同じ。) (3)相手方に新たに取得される株式の数及び発行済株式数に対する割合(※) 株式の数 142万株 発行済株式数に対する割合 0.92% ※当社は東国製鋼の自己株式を取得し、東国製鋼は当社の株式を市場にて取得する予定です。 ※取得価額、株式の数、割合については、平成30年2月22日の両社の株価の終値を用いた概算であります。実際の取引とは異なる可能性がございます。 3.業務提携の相手先の概要 (1)名 称 東国製鋼株式会社 (2)所 在 地 大韓民国ソウル特別市中区乙支路5街 19(フェラムタワー) (3)代表者の役職・氏名 代表理事 副会長張世郁 (4)事 業 内 容 東国製鋼は韓国初の民間の製鉄会社であり、1966 年同国で初となる交流式電炉の操業を開 始しました。同社の主力製品は、棒鋼、形鋼、厚板、冷延鋼板等であります。 (5)資 本 金 589,165 百万ウォン(58,563 百万円) (6)設 立 年 月 日 1954 年7月7日 (略) 4.日 程 資本提携に関する契約締結日 平成 30 年 2 月 23 日 5.今後の見通し 本提携による、平成 30 年 3 月期業績予想への影響は軽微であります。