三菱自動車/フィリピンでプレス工場を開所 SCM・製造拠点 2023.06.17 フィリピンでプレス工場の開所式を実施 ~現地生産の加速により成長市場フィリピンでのプレゼンス拡大を目指す~ 三菱自動車は本日、フィリピン共和国における同社の生産・販売会社であるミツビシ・モーターズ・フィリピンズ・コーポレーション(以下、MMPC)で、新たにプレス工場の操業を開始し、開所式を開催したことを発表しました。 MMPCは2015年1月にサンタローザ市に年間5万台の生産能力を有する車両工場を設立し、2017年2月からはフィリピン政府の自動車産業育成政策「CARS Program」の支援を受けた初号案件として、コンパクトセダン『ミラージュG4(他地域名:アトラージュ)』の生産を開始しました。同工場の開所以来、既に600名の追加雇用を実現しています。 プレス工場はフィリピン最大のプレス機を備えており、2直の生産体制で年間35,000台の車両を生産する能力を持っています。これにより、『ミラージュG4』を初めとする車両の現地生産を加速させ、急成長を遂げるフィリピンの自動車市場でプレゼンス拡大を目指す三菱自動車の事業計画に貢献します。 三菱自動車は、「CARS Program」に参加する初の自動車メーカーとして、2023年までに20万台の『ミラージュ』及び『ミラージュG4』を生産する予定です。プレス工場の開所により、ミラージュシリーズの現地調達率が35%に上がります。今後もCARS Programの重要な要件を満たすべく取り組んでまいります。 開所式に出席したMMPCの押切武津洋社長兼CEOは「新しいプレス工場の開所は、フィリピンでの三菱自動車の事業における新しい章の始まりです。この工場により、同国における三菱自動車のプレゼンスをさらに高めてまいります」としました。 三菱自動車は、今後も自動車市場の成長が見込まれるフィリピンにおいて、現地生産及び販売の拡大に積極的に取り組んでまいります。 【MMPCの概要】 設立:1963年2月 本社・工場所在地:フィリピン共和国 ラグーナ州 サンタローザ市(マニラから南東に約45km) 資本金:1,640百万ペソ 主な事業内容:三菱自動車製車両の生産および販売 代表者:押切武津洋(社長兼CEO) 株主:三菱自動車工業株式会社51%、双日株式会社49% 工場生産能力:5万台/年 工場敷地面積:23ヘクタール 従業員数:約1,500名(2018年1月現在) 以上