日本貨物鉄道/1月の コンテナ・車扱の合計は前年比101・8% 物流全般 2023.06.17 輸 送 動 向 に つ い て(平成30年1月分) 1.輸送概況 今月は、中旬から下旬にかけての大寒波の影響で、新潟、関東、北海道など各地で大雪 となり、月全体で高速貨 350 本、専貨 4 本が運休した(前年は、高速貨 207 本、専貨 12 本が運休)。 コンテナは、積合せ貨物が東海道・山陽線の沿線における中長距離帯において、ドライ バー不足により鉄道利用が増加した。自動車部品は東海・九州地区間での輸送が順調に推 移し、食料工業品はビールが東北・関西管内等で好調となり、砂糖も 29 年産のビートが豊 作であったため、前年を上回った。 一方、紙・パルプは需要減少に加え、雪害による運休・マシン故障等もあり、特に新潟・ 東北地区発で大きく減送となった。農産品・青果物は全国的に民間流通米輸送が落ち込ん だほか、北海道産の玉葱も雪害による運休で低調に推移した。また一部工場の設備不具合 等の影響を受けた化学工業品が前年を下回り、コンテナ全体では前年比 99.8%となった。 車扱は、石油が気温低下に伴って特に灯油の需要が増加したことに加え、配送圏の見直 しにより鉄道へのシフトが進んだことから、好調に推移した。その結果、車扱全体では前 年比 105.5%となった。 コンテナ・車扱の合計では、前年比 101.8%となった。 (略) 以下、詳細は下記アドレスを参照ください。 「輸送動向について(平成30年1月分)」