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福山通運/経常利益は前年比18・8%増(平成30年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

平成30年3月期  第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

単位・百万円  

           売上高   営業利益    経常利益  当期純利益

30年3月期第3四半期 201,412 4.6  11,636 23.7   12,773 18.8  8,386 3.3

29年3月期第3四半期 192,644 0.3  9,408 △11.1  10,752 △10.2  8,121 △2.8

(注)包括利益 30年3月期第3四半期 14,615百万円 (32.3%) 29年3月期第3四半期 11,047百万円 (23.7%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、好調な企業収益により雇用・所得環境の改善が続くなか、個 人消費も改善傾向にあり、緩やかな回復基調にありましたが、海外の経済・政治における不確実性の高まりによ り、先行き不透明感は依然として払拭されないまま推移してまいりました。 貨物自動車運送業界におきましては、国内経済を反映し、貨物輸送量には僅かながら回復の兆しがみられてまい りました。一方で、ドライバーを含めた人材確保は厳しさを増し、賃金をはじめとする労働条件の改善が喫緊の課 題としてより顕在化してまいりました。 このような状況のもと当社グループにおきましては、運賃・料金の見直しに徹底して取り組むとともに、輸送品 質と生産性の向上を図ることにより、企業間物流における収益性の改善に努めてまいりました。 以上の結果、売上高は2,014億12百万円(前年同四半期比4.6%増)、営業利益は116億36百万円(前年同四半期 比23.7%増)、経常利益は127億73百万円(前年同四半期比18.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は83 億86百万円(前年同四半期比3.3%増)となりました。 これらをセグメント別に見た事業の概況は次のとおりであります。 運送事業におきましては、引き続き運賃・料金の契約内容の改定に合わせ、新運賃システムの導入をより一層推 進してまいりました。また、輸送モードの多様化の一環として10月には運行幹線の効率化と労働生産性の向上を図 るため、日本初となる車両全長25mのバン型フルトレーラーの運行を開始いたしました。 以上の結果、売上高は1,764億43百万円(前年同四半期比4.2%増)、営業利益は112億36百万円(前年同四半期 比22.7%増)となりました。 流通加工事業におきましては、12月にロジスティクスに特化した福山北流通センター(広島県)を開設し、より 効率的な物流サービスの提供が可能となりました。 以上の結果、売上高は87億88百万円(前年同四半期比1.1%増)、営業利益は4億35百万円(前年同四半期比 3.5%増)となりました。 国際事業におきましては、ASEAN域内でのトラック輸送に係る車両を増強し、ルートの拡充を図ってまいりまし た。また、中国・東南アジア諸国からの輸入貨物取扱量が堅調であったことにより通関事業も好調に推移いたしま した。 以上の結果、売上高は60億73百万円(前年同四半期比28.8%増)、営業利益は3億90百万円(前年同四半期比 69.7%増)となりました。 その他事業におきましては、施設賃貸事業が堅調な運びとなりました。 以上の結果、売上高は101億7百万円(前年同四半期比1.6%増)、営業利益は27億61百万円(前年同四半期比 2.7%増)となりました。

(略)

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