内外トランスライン/経常利益は前年比19・1%増(平成29年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 平成29年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結) 単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 29年12月期 21,709 8.7 1,500 14.6 1,588 19.1 1,192 171.8 28年12月期 19,979 △11.8 1,309 △17.0 1,333 △15.0 438 △56.4 (注) 包括利益 29年12月期 1,411百万円( 519.4%) 28年12月期 227百万円( △72.6%) (略) (1)当期の経営成績の概況 当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善などを背景に消費者マインドの緩やかな 回復基調が続きましたが、欧米の政治的リスクやアジアにおける地政学的リスクの高まりなどにより、先行き 不透明な状況で推移いたしました。 一方、当社業績に大きな影響を及ぼすわが国の貿易実績に関しては、当連結会計年度において、輸出入とも に前年を上回って推移し、当社グループの主力地域である中国、アジア向けが大きく回復いたしました。(財 務省貿易統計) このような状況の下、当社グループの業績につきましては、単体では、輸出入ともに取扱量が前連結会計年 度を上回り、国内子会社の株式会社ユーシーアイエアフレイトジャパン、フライングフィッシュ株式会社並び に海外子会社の内外銀山ロジスティクス株式会社の売上、利益が前連結会計年度を大幅に上回ったことにより 増収増益となりました。 以上により、当連結会計年度の連結売上高は21,709百万円(前連結会計年度比8.7%増)、営業利益は1,500 百万円(同14.6%増)、経常利益は1,588百万円(同19.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,192百 万円(同171.8%増)と、売上高、利益とも前連結会計年度を上回りました。 セグメント別概況 (日 本) 日本における国際貨物輸送事業の当連結会計年度における売上高は、単体の輸出入売上が混載輸送及びフル コンテナ輸送においていずれも増加し、国内子会社の2社も前連結会計年度に比べ増収となり、また、セグメ ント利益(営業利益)においても同様に増益となりました。 この結果、売上高は14,557百万円(前連結会計年度比6.8%増)となり、セグメント利益(営業利益)は923 百万円(同11.7%増)と増収増益となりました。 (海 外) 当社グループはアジア地域及び米国に連結子会社10社を有しており、これらの海外子会社では日本からの貨 物の取扱が主な売上高となります。当連結会計年度における海外売上高は、内外銀山ロジスティクス株式会社 の売上寄与等により増収となり、また、セグメント利益(営業利益)においても同様に増益となりました。 この結果、売上高は7,151百万円(前連結会計年度比12.7%増)となり、セグメント利益(営業利益)は601 百万円(同18.6%増)と、増収増益となりました。 (略)