ショット/東京と滋賀の2社を統合 SCM・製造拠点 2023.06.17 2018-02-01, Tokyo, Japan ショット、東京と滋賀の2社を統合 ~50余年にわたる国内販売実績と、開発・製造拠点を併せ持つ新会社が誕生~ ドイツの特殊ガラスメーカー、ショット (SCHOTT AG、本社:ドイツ・マインツ市、取締役会会長:Dr. フランク・ハインリヒト)は、本日2月1日付けにて、東京の販売会社である旧・ショット日本株式会社(旧本社:東京都新宿区、前代表取締役社長:犬飼清)と、滋賀の開発・製造・販売会社であるショット日本株式会社[元NEC SCHOTTコンポーネンツ株式会社](本社:滋賀県甲賀市、代表取締役社長:濱口善永)とが統合したことをお知らせします。 この統合により、新・ショット日本株式会社は、特殊ガラスのエキスパートとして50余年にわたり日本に根ざし、着実に積み上げてきた実績に加え、エレクトロニック・パッケージング事業の開発・製造・販売拠点を国内に擁し、より総合的なソリューションをお客様に提供可能な会社へと生まれ変わりました。 新会社の名称は、「ショット日本株式会社」(英語名:SCHOTT Japan Corporation)、本店所在地は、滋賀県甲賀市(水口)となります。 新会社には、既存の2つの事業拠点があります。 水口事業場(現「ショット日本株式会社/SCHOTT Japan Corporation」、滋賀県甲賀市)は、2000年に設立された合弁会社NEC SCHOTTコンポーネンツ株式会社が前身で、2017年12月にショットの完全子会社となり現社名に変わりました。精密な電子部品を保護する気密端子(ハーメチックシール/GTMS)や温度ヒューズのブランドとして知られているSEFUSE®などの電子部品を開発・製造・販売しており、これらの電子部品の主な用途は、電子デバイス、家庭用電化製品、自動車、オプトエレクトロニクスなどです。 東京営業部(旧「ショット日本株式会社/ SCHOTT Nippon K.K」、旧本社:東京都新宿区)は、ショットグループのアジア初の販売子会社として、1966年に設立されました。結晶化ガラス、光学ガラス、 薄板ガラス、管ガラスなどショット製品の日本市場での販売を担当しています。主要製品のひとつである、ショットのセラン®は、その耐熱性を評価され、1977 年以降、リンナイ株式会社の加熱調理機トップレートに採用されています。 両拠点は、それぞれ現在の体制で既存のビジネスを継続するとともに、お互いのリソースを有効活用し、お互いの強みを活かすことによって、お客様に新たな価値を提供し、更なる貢献を目指します。 ショットについてショットは、特殊ガラスやガラスセラミックの分野をリードする国際的なテクノロジーグループ企業です。ショットは130年以上にわたり、優れた研究開発や素材と技術の専門知識をもとに、多岐にわたる高品質な製品とインテリジェントソリューションを提供しています。ショットは、家電、医薬品、エレクトロニクス、光学、自動車ならびに航空など、さまざまな産業にイノベーションをもたらします。ショットは製品を通じてすべての人びとの暮らしのなかに息づき、イノベーションと持続可能な成功の実現に努めています。また、ショットは世界33ヵ国に製造・販売拠点を設置し、グローバルに事業を展開しています。現在の従業員数は約15,000人で、2017年度の売上高は約20億5000万ユーロです。ショットグループの親会社であるショットAGは、ドイツ・マインツ市 に本社を置き、カール・ツァイス財団がその株式の100%を所有しています。財団所有企業であるショットは、従業員、社会、環境に対する社会的責任を重視しています。www.schott.com 日本におけるショットについてショット日本株式会社は、ドイツに本社を置く国際的なテクノロジーグループ企業、ショットグループの100%子会社です。滋賀県の水口事業場と、東京の東京営業部に、合計約220人の従業員を擁しています。ショットの日本における歴史は古く、1966年には、ショットグループのアジア初の拠点として、東京に販売子会社が設立されました。結晶化ガラス、光学ガラス、 薄板ガラス、管ガラスなどショット製品の 日本市場での販売を担当しているほか、水口事業場では気密端子(ハーメチックシール)や温度ヒューズなどの電子部品を2000年より製造しており、電子デバイス、家庭用電化製品、自動車、オプトエレクトロニクスなどに使用されています。主要製品のひとつである、ショットのセラン®は、その耐熱性を評価され、1977 年以降、リンナイ株式会社の加熱調理機トップレートに採用されています。http://www.schott.com/japan/