TrexEdge/IoTを活用した物流効率改善のための共同実験を開始、与謝野町内を走行する車両の位置情報を収集し、経路毎の走行頻度を分析 物流システム 2023.06.17 IoTを活用した物流効率改善のための共同実験を開始 与謝野町内を走行する車両の位置情報を収集し、経路毎の走行頻度を分析 株式会社TrexEdge(本社:東京都品川区、代表取締役社長:池田 博樹、以下トレックスエッジ)は、京都府与謝郡与謝野町(町長:山添 藤真、以下与謝野町)と共同でIoTを活用した物流効率改善のための共同実験を開始し、業務で町内を走行する車両の位置情報の収集・分析を始めたことをお知らせいたします。 与謝野町は、先人たちが築いてきた伝統や文化、基盤を受け継ぐとともに、農業や物流の新しいモデルを構築するために産官学民連携の「与謝野町スマートグリーンビレッジ確立協議会」(会長:三重大学大学院 生物資源学研究科 亀岡教授)を平成25年度に立ち上げました。現在は、委員からの新しい発想を大胆に取り入れ、未来に向けたまちづくりに積極的に取り組んでいます。 トレックスエッジは、LoRaWAN(TM)*ネットワークを活用して与謝野町内を走行する車両の位置情報を緯度・経度や地図で照会するWebサービスを開発しました。収集した情報を利活用することにより、例えばセンサーを用いて町営バスの乗車・積載の状況を検知して人と物を混載するなど、新しい物流網の整備が可能になります。 トレックスエッジと与謝野町は今後、AIやIoTなどの最新技術を用いてネットワーク経由で収集した情報を有効に活用する「スマートビレッジ」の具現化に向け、共同で実地実験を進めていきます。両者は農業や物流の新しいしくみを構築し人や物の流れを促進することで、地域全体の所得向上を目指します。 * 「LoRaWAN(TM)」は、省電力で広域通信可能な無線通信技術のひとつです。LoRa Alliance(TM)(米国のSEMTECH社を中心に2015年に設立した業界団体。IBM、シスコ、オレンジなどの大手IT企業や通信事業者がメンバーになっている)によるオープンな技術です。 京都府与謝郡与謝野町 概要町長:山添 藤真人口:22,254人(平成29年12月末現在)URL:http://www.town-yosano.jp/※平成18年3月1日、加悦町・岩滝町・野田川町が合併し「与謝野町」が誕生 株式会社TrexEdge 概要代表取締役社長:池田 博樹設立:2017年6月8日URL:https://www.trexedge.co.jp/ 事業内容:AI/IoT技術の利活用により地方の未来価値を最大にするエコシステム「スマートビレッジ」の構築 ※株式会社TrexEdgeは、フューチャーグループの企業です。※フューチャー株式会社は持株会社です。 (http://www.future.co.jp/company_profile/future_group/)