日本製紙/北上製紙の事業撤退を決議 SCM・製造拠点 2023.06.17 当社連結子会社(北上製紙株式会社)の事業撤退に関するお知らせ 当社連結子会社である北上製紙株式会社(以下「北上製紙」)は、本日開催の同社取締役会において、平成30年7月31日をもって、全ての事業から撤退することを決議いたしましたので、お知らせいたします。 1.事業撤退の理由 北上製紙は、昭和23年の創業以来、地産地消の製紙会社として東北地区を中心に新聞用紙、段ボール原紙等を供給しております。近年は特に資源リサイクルを推進する製品開発と拡販にも力を入れてきましたが、古紙をはじめとする原燃料価格の上昇により厳しい事業環境が続いております。そのような状況の下、コストダウンを徹底し、製品価格の修正にも取り組んでまいりましたが、今後の損益改善、安定した黒字化は困難であるとの見通しから、全ての事業の生産・営業を停止し、撤退することにいたしました。 2.北上製紙の概要 (1) 名 称 北上製紙株式会社 (2) 所在地 岩手県一関市旭町 10 番 1 号 (3) 代表者の役職・氏名 代表取締役社長 内田 善朗 (4) 事業内容 段ボール原紙、新聞用紙等の製造・販売 (5) 資本金 300 百万円 (6) 設立年月日 1948(昭和 23 年)年 1 月 15 日 (略) 3.日 程 (1) 北上製紙取締役会決議 平成 30 年 1 月 16 日 (2) 事業撤退 日 平成 30 年 7 月 31 日 なお、北上製紙は今後、時期は未定ですが、解散・清算する方向で検討を進めてまいります。 4.今後の見通し 本事業撤退に係る損失が当社グループの業績に与える影響等につきましては、現在精査しておりますが、 公表すべき事象が生じた場合は速やかにお知らせいたします。