ジャパン マリンユナイテッド/次世代省エネ型バルクキャリアFOMENTO THREEを引渡し 物流全般 2023.06.17 次世代省エネ型バルクキャリア”FOMENTO THREE”引渡 2018.01.09 ジャパン マリンユナイテッド株式会社(本社:東京都港区、社長:三島 愼次郎)は、1月9日(火)、津事業所(三重県津市)にて建造していたFOMENTO OCEAN VOYAGES PTE. LTD.(フォメント オーシャン ボエッジズ プライベート リミテッド)向け次世代省エネ型バルクキャリア(G209BC)”FOMENTO THREE(フォメント スリー)”を引渡しました。 本船は鉄鉱石/石炭の太平洋トレード用のケープサイズバルカーとしてヒット商品となった205,000 DWT型船の後続船型であり、載荷容量を増大させ、GHG25%削減を目標に開発されたGシリーズの 209,000 DWT バルクキャリアです。 【本船概要】主要寸法 :全長299.99m x 幅50.00m x 深さ25.0m x 喫水18.40m載貨重量 :209,935トン総トン数 :107,148主機関 :MAN-B&W 7S65ME-C8.2 ディーゼル機関1基航海速力 :14.70ノット定員 :25名船級 :LR船籍 :シンガポール 【特長】・最新の解析技術による低抵抗・高効率を追求した最適船型を開発、併せて、弊社独自の省エネデバイスであるSuper Stream Duct®、 SURF-BULB®の最適化により、従来船に比べ大幅な燃費削減を達成しています。・GHG(*1)排出規制であるEEDI(*2)に対しては2020年以降の契約船に適用されるPhase2レベルを先取りして満足しています。・LEADGE-BOW®と呼ばれる船首形状、及び、新騒音規則にも配慮した低風圧居住区の採用により、実海域性能を向上させています。・電子制御エンジン、低摩擦塗料、大直径プロペラの採用により、本船の燃費性能を向上させています。・バラスト水処理装置の装備、有害物質一覧表の保持、NOx 排出規則Tier IIに適合するなど、様々な環境規制に対応しています。・バラストタンクにIMO PSPC(*3)規則に則った塗装を採用し、防食性能を向上させています。 弊社は今後も、経済性・環境性に優れた最新鋭のエコシップの開発・建造に努めてまいります。 *1 “Green House Gas”(温室効果ガス)の略*2 “Energy Efficiency Design Index”(エネルギー効率設計指標)の略*3 “Performance Standard for Protective Coatings”(塗装性能基準)の略