豊田自動織機/豊田通商が合弁でタイに産業車両地域販売統括会社を設立 SCM・製造拠点 2023.06.17 豊田自動織機と豊田通商が合弁でタイに産業車両地域販売統括会社を設立 ~直営統括会社設立により、メコン地域の販売基盤強化を図る~ 株式会社豊田自動織機(社長:大西 朗、以下豊田自動織機)と豊田通商株式会社(社長:加留部 淳、以下豊田通商)は、今後の成長が期待されるメコン地域での販売強化を図るため、2017年8月、タイ・バンコクに産業車両地域販売統括会社「Toyota Material Handling(Thailand)Co.,Ltd.(以下TMHTH)」を設立し、2018年1月から営業開始します。 タイを中心にしたメコン地域は、自動車産業をはじめとした製造業を基盤に発展してきました。近年は著しい経済成長を背景に、食品・小売物流の発展が目覚しく、アジア経済共同体内での関税撤廃など、今後更なる物流の拡大が見込まれる重要市場です。この地域で販売活動強化を図り、より多くのお客さまへ最適な物流ソリューションをご提供いたします。 現在タイでは豊田自動織機グループが有する3つの産業車両ブランド「トヨタ」「BT」「レイモンド」が2チャネルの販売店を通じて販売されていますが、TMHTHは両販売店の連携を強化することに加え、物流の自動化をサポートする物流ソリューションの販売と保守サービスを開始いたします。倉庫・工場内物流における仕分・搬送・保管の課題を解決するソリューションを直接お客さまへご提案し、多様化・進化する物流ニーズにいち早くお応えしてまいります。 今後も豊富な物流ノウハウと幅広い商品ラインアップにより、豊田自動織機および豊田通商はお客さまの物流効率化に貢献いたします。 新会社の概要は以下の通りです。 ■新会社の概要 会社名:Toyota Material Handling(Thailand)Co.,Ltd. 所在地:タイ国 バンコク市内 会社設立2017年8月 営業開始:2018年1月 資本金:200百万バーツ(約6.6億円) 株主比率:豊田自動織機 60% 豊田通商 40% 事業内容:トヨタ・BT・レイモンドブランド産業車両、および物流ソリューション(自動倉庫・AGV(※1)・WMS(※2)等)の販売・保守サービス ※1 Automated Guided Vehicle(無人搬送車) ※2 Warehouse Management System(倉庫管理システム)