上組/ミャンマー・ティラワ地区港におけるバルクターミナル開発・運営の為の事業会社が設立 物流全般 2023.06.17 ミャンマー・ティラワ地区港におけるバルクターミナル開発・運営の為の事業会社設立について 2017年12月11日 各 位 ミャンマー・ティラワ地区港におけるバルクターミナル開発・運営の為の事業会社設立について 当社は、三菱商事株式会社(以下「三菱商事」)とミャンマー大手複合企業キャピタル・ダイヤモンド・スター・グループ(CDSG社)のミャンマーでの合弁食品事業会社であるルビア・リミテッド(以下「ルビア社」)と共同でミャンマー連邦共和国(以下「ミャンマー」)ティラワ地区港において穀物・飼料等バルク貨物取扱を主とするターミナル事業会社International Bulk Terminal (Thilawa) Co., Ltd. (以下「IBTT社」)を設立します。 ミャンマーでは民主化並びに経済自由化による外資企業投資拡大を追い風に高成長が続いており、個人消費も急拡大をしております。併せて食の西洋化・多様化が進み消費量も増加を続けておりますが、その原料の大部分を輸入に依存しています。 このような環境の中、当社は日本各地の自社港湾施設を活用した穀物・飼料の取扱実績と、長年のノウハウを最大限活かし、上記IBTT社をルビア社と共同で設立いたします。 ルビア社は同国において、国内最大シェアを持つ食品関連事業を幅広く展開している食品製造販売会社です。当社はIBTT社での港湾施設の開発・運営を通して他社に先駆けてミャンマーでのバルク貨物取扱における港湾地区での優位性を確保し、今後需要拡大が見込める食品関連物流事業取扱の足掛かりとします。 さらに、既にミャンマーに設立済みの物流会社Kamigumi-EFR Logistics(Myanmar) Co., Ltd. と当該事業とのシナジーを図り、同国における物流事業拡大を目指すと共に、ミャンマーでの物流機能発展に寄与して参ります。 お問合せ先 広報部 (TEL 078-271-5110) 〔IBTT社バルクターミナル位置図〕 〔施設全体図(イメージ)〕 ・ 所在地 : ティラワ港区プロットNO.30,31 ・ 延面積 : 敷地面積 約80,000m2 ・ 桟橋長 : 230m ・ 竣工 : 2019年 4月(予定) 1. IBTT社概要 (1) 本社所在地 : ティラワ港区プロットNO.30,31 (2) 土地面積 : 約80,000m2 (3) 資本金/投資額: 35百万米ドル/ 65百万米ドル (4) 出資比率 : ルビア社 75%、上組25% (5) 事業内容 : 穀物取扱を中心とした専用ターミナル並びにサイロ・倉庫運営に係わる物流事業 2. ルビア社概要 (1) 本社所在地 : ミャンマー ヤンゴン市 (2) 設立 : 2015年 (3) 事業内容 : 製粉・インスタントコーヒー事業を軸とした食品製造販売事業を展開。今後の同国の規制 緩和次第では、農業関連事業(農産物の輸出・肥料事業)や小売事業への参画も視野に入 れている (4) 従業員数 : 2,391名(2017年3月時点) (5) 代表者 : Managing Director U Ko Ko Gyi 3. CDSG社概要 (1) 本社所在地 : ミャンマー ヤンゴン市 (2) 設立年 : 1960年 (3) 事業内容 : 食品関連事業、農業関連事業、小売事業、不動産開発事業、自動車輸入事業等幅広いビジ ネスを展開。 (4) 従業員数 : 約6,500人(2017年3月時点) (5) 代表者 : Managing Director U Ko Ko Gyi 4. 三菱商事概要(東証1部 証券コード:8058) (1) 本社所在地 : 東京都千代田区丸の内二丁目3番1号 (2) 設立 : 1950年 (3) 事業内容 : 生活産業、地球環境・インフラ事業、新産業金融事業、エネルギー事業、金属、機械、化 学品の7グループに、ビジネスサービス部門を加えた体制にて、幅広い産業を事業領域と して多角的なビジネスを展開。 (4) 従業員数 : 68,247名(2016年9月時点、連結ベース) (5) 代表者 : 代表取締役社長 垣内 威彦 5. 上組概要 (東証1部 証券コード:9364) (1) 本社所在地 : 神戸市中央区浜辺通四丁目1番11号 (2) 設立 : 1947年 (3) 事業内容 : 国際複合一貫輸送、港湾運送、重量貨物運搬据付、プラント輸送、倉庫、通関、陸海空貨 物取扱、海運代理店、貨物自動車運送などの各種事業 (4) 従業員数 : 4,111名(2017年3月時点、連結ベース) (5) 代表者 : 代表取締役社長 深井 義博