デンソー/NECグループと車載用情報通信機器を開発する合弁会社を設立 SCM・製造拠点 2023.06.17 デンソーとNECグループ、車載用情報通信機器を開発する合弁会社を設立 2017年11月29日 ニュースリリース 企業情報 株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:有馬 浩二、以下、デンソー)と日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長 兼CEO:新野 隆、以下、NEC)の子会社であるNECプラットフォームズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 執行役員社長:保坂 岳深、以下、NECプラットフォームズ)は、メーター、ヘッドアップディスプレイ、車載通信機など、車載用の情報通信機器を開発する合弁会社「株式会社デンソーネクスト(本社:神奈川県川崎市、社長: 加藤 香平、以下、デンソーネクスト)」を本年11月に設立し、12月1日より事業を開始します。 デンソーネクストでは、自動車部品の開発に精通したデンソーの技術者と、IT・ネットワーク技術に精通し自動車部品の開発経験もあるNECプラットフォームズの技術者がNECの玉川事業場(神奈川県川崎市)において製品開発を行います。 デンソーは新会社を通じて、既存の情報通信機器の開発効率化だけでなく、コックピットの進化に伴う新たな製品の開発も行います。NECおよびNECプラットフォームズは、従来から無線通信やソフトウェア開発などで培ってきたICTや既存の車載機器開発のノウハウを有しています。これらを高信頼・長期保証が求められる車載向け機器に適用し、さらなる高度化を進めていきます。 昨今、コックピットの進化やコネクティッド技術の進展に伴い、車室内に搭載される製品同士の連携が複雑さを増しており、車載製品のより効率的な開発が必要となっています。今回のデンソーネクスト設立により、デンソーが自動車市場で培った”高度な技術力とモノづくり力”と、NECグループがICT事業で培った先進技術と豊富な実績を生かし、高度な車載機器の迅速な開発を推進します。 デンソーとNECは、2016年12月に、AIやIoTを活用した高度運転支援・自動運転やモノづくりの分野で協業を開始しました。両社は、今後も協業で実現する技術・製品・体制などを活用し、世界中のすべての人にとって安全・安心なクルマ社会の実現を推進していきます。 合弁会社の概要は、以下の通りです。 社名 株式会社デンソーネクスト (DENSO NEXT CO., LTD.) 所在地 神奈川県川崎市中原区下沼部1753 (NEC玉川事業場内) 社長 加藤 香平 設立年月 2017年11月24日 資本金 1,500万円 出資比率 デンソー 51%、NECプラットフォームズ 49% 従業員数 約50名 (2018年度上期) 事業内容 車載用情報通信機器の開発