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物流ニュース

日本貨物鉄道/子会社の東京液体 化成品センターの株式を日陸に譲渡

物流全般 2023.06.17

連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ

当社は、平成 29 年 11 月 24 日開催の取締役会において、当社の連結子会社である株式会社東京液体 化成品センター(以下、TCC)の株式を株式会社日陸(以下、日陸)に譲渡することについて決議 し、日陸と株式譲渡契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。本株式譲渡により、TCC は当社連結子会社から除外されることとなります。

1.株式譲渡の理由

当社グループでは、当期より 5 ヵ年の経営計画「JR貨物グループ 中期経営計画 2021」を策定 し、国鉄改革の最終的な目標である「経営自立」を達成するために、計画期間内の経常利益 100 億 円以上の達成と、多少の経済変動等があってもその持続的な確保を目指すとともに、将来の株式上 場も可能な体制を作るべく、総合物流企業として、鉄道ロジスティクス事業の収益拡大とともに、 マルチテナント型物流施設の開発をすすめる等、積極的な事業展開をすすめております。 一方で、TCCのケミカルタンクターミナル運営事業については、化学工業品の鉄道輸送手段が タンク貨車からISOコンテナ等に変化する中で同社施設への鉄道引込み線が廃止されていること、 当社としても貨物駅構内等を活用したマルチテナント型大規模物流施設を核とした総合物流事業展 開を図る中で、同事業は非中核的事業となっていることから、事業シナジーの見込める新たな株主 を模索しておりました。 今般、TCCの保有するタンクターミナル基地について、日陸の持つケミカル物流事業のノウハ ウ・ネットワークを生かした事業拡大が目指せるものと判断し、日陸がTCCの支配株主となるた めに必要な株式の譲渡を決定しました。なお、本件株式譲渡後も、当社はTCCの議決権比率 2.0% に相当する株式を継続保有いたします。

2.異動する子会社の概要

(1)名称 株式会社東京液体化成品センター

(2)所在地 〒212-0014 川崎市幸区大宮町 5 番地 4

(3)代表者の役職・氏名

代表取締役社長 森國英治

(4)事業内容

ケミカルタンクターミナル運営事業

(5)資本金 420 百万円

(6)設立年月日 昭和 42 年 8 月 11 日

(略)

3.株式譲渡の相手方の概要

(1)名称 株式会社 日陸

(2)所在地 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町 3-7-1

(3)代表者の役職・氏名

代表取締役社長 能登洋一

(4)事業内容

倉庫業、運送・通関業、タンク及びコンテナの賃貸

(5)資本金 2,000 百万円

(6)設立年月日 昭和 21 年 12 月 13 日

(略)

4.譲渡株式数及び譲渡前後の所有株式の状況

(1)異動前の所有株式数 420,000 株(議決権所有割合 50.0%)

(2)譲渡株式数 403,200 株(議決権所有割合 48.0%)

(3)異動後の所有株式数 16,800 株(議決権所有割合 2.0%)

※譲渡価格につきましては、株式譲渡相手先との株式譲渡契約における守秘義務を踏まえ、開示を 差し控えさせていただきます。当該価格については、公正なプロセスを経て株式譲渡相手先との 交渉により決定しており、公正価額と認識しております。

5.日程

(1)取締役会決議日 平成 29 年 11 月 24 日

(2)株式譲渡契約締結日 平成 29 年 11 月 24 日

(3)株式譲渡日 平成 29 年 12 月 1 日(予定)

6.今後の見通し

本株式譲渡に伴い、平成 29 年 12 月以降、TCCは当社の連結から外れることとなります。なお、 平成 29 年 3 月期の同社の売上高は 417 百万円、経常利益は 31 百万円であります。

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