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横浜冷凍/トラック予約受付システム試験導入が開始

物流システム 2023.06.17

トラック予約受付システム試験導入開始

 横浜冷凍(株)(横浜市 西山敏彦社長)はトラック予約受付システム(Yokorei Truck Reserve System)を開発し、平成29年12月より協力運送会社とともに試験導入を開始いたします。本年6月に竣工した幸手物流センター(埼玉県幸手市)ならびに平成30年2月竣工予定の京浜島物流センター(仮称)に導入後、その他の物流センター、協力運送会社についても順次導入を検討していきます。

 なお本システムは、今後の自社における既存のシステムとの連携や機能拡充などを容易に行えるように自社専用システムとし、自社の現場ノウハウをもとに日本ユニシス(株)(東京都 平岡昭良社長)に発注し開発いたしました。

 現在、通常の貨物入出庫準備作業は、荷主からの依頼書をもとに倉庫内で事前準備を行い、トラックが倉庫に到着し受付を行なうことで事前準備した貨物と照合し、到着した順番に作業を行なっているため、トラックの長時間待機問題の一因となっております。貨物入出庫作業の流れ.png

図)貨物入出庫作業の流れ

 

 今回導入するシステムでは、PC・スマートデバイスを活用し、トラック待機問題の軽減・解消を主な目的として以下の機能を搭載しています。

①入出庫ならびにトラック到着時間の事前予約(上図 ①)

 本システムでは、運送会社が入出庫ならびにトラックの到着予定時間の予約をPC・スマートデバイス(スマートフォン)にて事前に行うことができます。倉庫側では登録された到着時間情報に基づいて貨物準備作業を予め行えるようになり、長時間待機の解消につなげることができます。

②SMS(ショートメール)によるバースへのトラック接車誘導(上図 ②)

 本システムにて事前予約を行い、接車待ちのドライバーに対し、SMSを使った接車のご連絡が可能となります。また、SMSを使うことによりバース割付や車輌接車のご連絡/誘導の効率化につなげます。

トラック予約概要図_171124-1.png

 横浜冷凍は、今後もトラック待機問題解消に向けた更なる取り組みを続けてまいります。

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