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東海汽船/経常利益は前年比19%増(平成29年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

平成29年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

単位・百万円  

           売上高   営業利益 経常利益 当期純利益

329年12月期第3四半期 8,868 4.0   553 17.6  593 19.0  430 25.9

28年12月期第3四半期 8,524 △2.2  470 42.2   498 42.5  341 56.0

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、企業収益や所得・雇用情勢が堅調に推移するなど、景気は 緩やかな回復基調で推移しましたが、夏場の天候不順による個人消費への影響があり、また、欧米の政策動向や新 興国経済の不確実性、北朝鮮情勢への警戒感など、先行きは不透明な状況が続いております。 このような状況の下、当社グループは、東京の島ならではの企画商品を造成し、東京諸島の魅力の発信に努めま した。また、大島の最大イベント「椿まつり」においては、PR活動を積極的に展開するとともに、昨年に引き続 き稲取航路を運航し集客に注力しました。さらに夏場の最多客期には旅行会社との連携により販売活動を強化しま した。 この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、旅客部門において旅客数が好調に推移し、売上高は88億6千 8百万円(前年同期85億2千4百万円)、費用面では船舶燃料費などの増加があり、営業利益は5億5千3百万 円(前年同期4億7千万円)、経常利益は5億9千3百万円(前年同期4億9千8百万円)、親会社株主に帰属す る四半期純利益は4億3千万円(前年同期3億4千1百万円)となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。

《海運関連事業》

主力の海運関連事業の旅客部門は、「椿まつり」において昨年認定された「国際優秀つばき園」と伊豆方面の花 のイベントをつないだ営業展開を図り、団体客・個人客を好調に集客しました。また、企画商品では、「三原山ハ イキング」などの商品や東京諸島の星空をテーマにしたキャンペーン展開に取り組み、旅客数の増加に繋げました。 さらに夏場の最多客期には大島のあじさいや星空観望などの企画商品に加え、旅行会社とより一層の連携に努めて 販売活動を強化しました。この結果、夏場の天候不順による影響があったものの、全航路の旅客数は74万8千人 (前年同期70万2千人)と好調に推移しました。一方、貨物部門は、一部の島において公共工事の終了に伴い輸 送量が減少し、貨物取扱量は全島で21万3千トン(前年同期23万6千トン)となりました。 この結果、当事業の売上高は、67億3千3百万円(前年同期63億2千3百万円)、費用面では船舶燃料費な どの増加があり、営業利益は8億6千2百万円(前年同期6億9千万円)となりました。

《商事料飲事業》

当事業の中心となる商事部門は、一部の島における公共工事の終了に伴い、島嶼向けセメントなどの販売が減少 しました。この結果、当事業の売上高は11億2千1百万円(前年同期11億9千5百万円)、営業利益は9千万 円(前年同期1億1千4百万円)となりました。

《レストラン事業》

東京湾周遊のレストランシップ事業は、インターネットによる情報発信力の強化や予約システムの改善などによ り、個人客は増加しましたが、婚礼および団体客が伸び悩み、全クルーズでの利用客数は8万人(前年同期8万1 千人)となりました。この結果、当事業の売上高は6億7千2百万円(前年同期7億1千8百万円)、営業損失は 5千7百万円(前年同期営業損失2千9百万円)となりました。

《ホテル事業》

大島温泉ホテル事業は、「椿まつり」や「三原山ハイキング」などの企画商品の利用客が好調に推移しました。 また、ホテル屋上に星空を観望できる「三原山テラス」を設置し集客に努めました。この結果、当事業の売上高は 2億8千9百万円(前年同期2億5千5百万円)、営業利益は1千8百万円(前年同期1千6百万円)となりまし た。

《旅客自動車運送事業》

当事業の中心となる大島島内におけるバス部門は、「椿まつり」の団体利用客や「あじさいツアー」など、企画 商品の利用客が好調に推移しました。この結果、当事業の売上高は2億5千2百万円(前年同期2億1千9百万 円)、一方、費用面では、車両整備費用などの増加があり、営業利益は5百万円(前年同期9百万円)となりまし た。

(略)

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