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中越パルプ工業/生産体制を見直し新聞巻取紙・中下級紙生産の停止を決定

SCM・製造拠点 2023.06.17

生産体制の見直しに関するお知らせ

 

 当社は本日開催の取締役会において、下記のとおり新聞巻取紙の生産体制の見直しについて決定いたしましたのでお知らせいたします。

 記

1.生産体制の見直しの目的

 新聞巻取紙の販売が、情報収集手段の多様化や、媒体がインターネット広告等へシフトするなどの構造的要因で需要減少が続き、今後も漸減傾向が続くものと想定されます。そのような状況の下、当社新聞巻取紙生産を行っております二塚製造部においては、需要の減少に加え、新聞古紙価格の高止まりによる原料費の高騰などにより、大変厳しい損益状況が続いております。

 二塚製造部では現在、2号抄紙機・3号抄紙機の2台体制で生産を行っておりますが、需要の減少に伴い、3号抄紙機一台で生産可能な状況となっております。このような状況の下、生産体制再構築によるコスト削減等の収益改善を図るため、2号抄紙機における新聞巻取紙及び中下級紙の生産を停止することを取締役会にて決定いたしました。

 なお、2号抄紙機にて生産しております品種は、3号抄紙機を含めた他の設備に生産移管する等によりきめ細かく対応させていただき、顧客の皆様にご迷惑をおかけすることがないよう、万全を期してまいります。

2.停止する生産設備について

 ・停止設備:

  二塚製造部

  2号抄紙機

 ・主要生産品種:

  新聞巻取紙

  中下級紙

 ・生産能力(日産):190 トン/日

 ・停止予定日:平成 30 年3月末

3.平成 30 年3月期業績に与える影響

 停止設備の減損損失発生等の可能性がありますが、金額影響が不透明であることから、当期の業績予想には織り込んでおりません。今後状況が判明次第適切に開示してまいります。

 (参考:二塚製造部2号抄紙機 平成 30 年3月末時点簿価 217 百万円)

以上

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