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住友金属鉱山/連結子会社が特殊合金鋳造品の製造・販売事業から撤退

SCM・製造拠点 2023.06.17

連結子会社の事業撤退に関するお知らせ

 

 住友金属鉱山株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長 中里佳明)は連結子会社であり特殊合金鋳造品の製造・販売等を行う太平金属工業株式会社(以下、「太平金属工業」)について、受注数量の大幅な減少など事業環境の変化と今後の事業成長見通しを踏まえて、同社の事業撤退を決定いたしました。

 太平金属工業は、2008年9月のリーマン・ショックによる世界的な金融危機の発生以降、プラント建設などの設備投資額が減少し、受注数量・金額ともに大幅に減少いたしました。更に安価な海外品との競争も激化したことから、国内鋳鋼業界を取り巻く環境は非常に厳しく、今後の損益改善、事業の成長は困難であるとの見通しから、2018年6月末を目途に事業から撤退することといたしました。

 その後、設備の撤去工事などを行い2019年度中に解散決議を行う予定です。

 なお、本件の事業撤退に係る当連結会計年度での損失額は、約30億円を見込んでおりますが、現時点では未確定であり、詳細は今後精査します。

■太平金属工業の概要

 (1)名称:太平金属工業株式会社

 (2)本店所在地:神奈川県大和市中央林間西三丁目7番1号

 (3)代表者の役職・氏名:代表取締役社長 松本 暢人

 (4)事業内容:特殊合金鋳造品の設計・製造・組立・販売 等

 (5)事業規模:2016年度売上高 20億円

 (6)資本金:4億円

 (7)設立年月日:1940年6月6日

 (8)持ち株比率:住友金属鉱山(株)100%子会社

 (9)従業員数:106名

以上

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