パナソニック/京都市、京都産業大学と連携し「大学のまち・京都」で宅配ボックスの実証実験 物流全般 2023.06.17 「大学のまち・京都」で宅配ボックスの実証実験 「京(みやこ)の再配達を減らそうプロジェクト」を開始 京都市では、宅配便の急増(※1)に伴う環境負荷の軽減や、物流車両の整序化を通じた「歩くまち・京都」のさらなる推進のため、「宅配便の一回受取の促進による再配達の削減」(※2)に取り組んできました。 この度、京都市、パナソニック株式会社、京都産業大学等が連携し、「大学のまち・京都」における宅配ボックスの実証実験「京(みやこ)の再配達を減らそうプロジェクト」を開始します。本プロジェクトは、京都市が主催し、パナソニック株式会社と学校法人京都産業大学及び宅配事業者が協力して実施するもので、パナソニック製のアパート用宅配ボックス『COMBO-Maison(コンボーメゾン)』合計39台を京都市内5箇所のアパート(合計106世帯)に設置するとともに、京都産業大学キャンパス内にも公共用の宅配ボックスを設置し、約3箇月にわたって利用実態や再配達抑制効果などを調査するものです。 日本一学生が集中する(※3)「大学のまち・学生のまち」京都(※4)において、インターネット通販等を利用する青少年世代に働きかけ、日中留守でも宅配便を受け取れる手段を提供することにより「環境にやさしいライフスタイル」への転換につなげようという産学公連携による試みです。 なお、実証実験の結果については、平成30(2018)年3月頃の公表を予定しています。 ※1: 平成22年から27年までの5年間で電子商取引(EC)は約6兆円(約76%)増加、これに伴う宅配便の取扱個数は5億個(12%増加(出典:経済産業省「電子商取引」実態調査、国土交通省「平成27年度宅配便等取扱個数の調査」) ※2: 平成29年3月に改定した「京都市地球温暖化対策計画」において「宅配便の一回受取の促進による再配達の削減」を新たに掲げ、取組を進めていた。 ※3: 平成29年度学校基本調査(速報値)(文部科学省)によると、人口に対する学生数(大学・短期大学の合計)の比率は、京都市が10.0%と政令指定都市の中で最も高い(2位は、福岡市で 4.9%)。 ※4: 京都市には大学・短期大学が全部で39あり、人口の1割に相当する約15万人の学生が学ぶことから「大学のまち」「学生のまち」といわれている。 ■プロジェクトの概要 ・プロジェクト名称:「京(みやこ)の再配達を減らそうプロジェクト」 ・実施期間:平成29(2017)年11月8日(水)~平成30(2018)年1月末(予定) ・実施場所:京都市内のアパート(5箇所)及び京都産業大学内 ・主催:京都市 ・協力:パナソニック(株)、京都産業大学、ヤマト運輸(株)、佐川急便(株)、日本郵便(株) ・モニター製品:アパート・・・パナソニック製 アパート用宅配ボックス『COMBO-Maison(コンボーメゾン)』ハーフタイプ CTNR4630R(L) 希望小売価格105,500円(税抜) ステンシルバー色 共有6錠タイプハーフタイプ CTNR4830R(L) 希望小売価格111,500円(税抜) ステンシルバー色 共有8錠タイプ京都産業大学・・・パナソニック製 公共用宅配ボックス (実証実験用) ・モニター対象:アパート・・・設置協力いただくアパート(5箇所、106世帯)居住の学生・単身者京都産業大学・・・京都産業大学の学生、職員等(約50名先着順) ・モニター選定方法:上記モニター対象より募集 ■実証実験特設サイト http://sumai.panasonic.jp/exterior/takuhai/combo/project2017/ ■製品について 商品名:集合住宅用(アパート用)宅配ボックス『COMBO-Maison(コンボーメゾン)』http://sumai.panasonic.jp/exterior/takuhai/combo/combo_maison.html 《製品特長》 1.セキュリティ性 ・ひとつのお預かりに対して一回のみ押印(イタズラ防止)・受取り間違い軽減・入居者入替り時、錠交換が不要で暗証番号変更可能 2.電気代不要 ・電気を使わないから電気代もゼロ 3.簡単取付け ・電気工事が不要なので簡単施工。既築アパートにも設置可能・雨水処理をしているので屋外設置可能