物流ニュース

平成30年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

単位・百万円　　

　　　　　　　　　　売上高　　　　営業利益　　　経常利益　　当期純利益

30年3月期第2四半期 27,733 20.2　 　1,414 23.7 　　1,485 19.5 　900 △16.7

29年3月期第2四半期 23,077 △5.9　 1,143 △22.4 　1,242 △20.5　 1,081 14.3

（注）包括利益 30年3月期第2四半期　　941百万円 （40.7％） 29年3月期第2四半期　　669百万円 （△19.1％）

（略）

（１）経営成績に関する説明

当第２四半期連結累計期間においては、総じてみれば緩やかな成長が続いた海外経済を背景に、わが国経済も極め て緩和的な金融環境のもと、その拡大傾向が続きました。 　このような環境のなか、当社グループを挙げて効率的な事業運営を押し進め、計画を超える成果を上げましたが、 海外顧客を相手に提供していた日本国内における物流サービス（輸入通関手続きを含む）に係る業務受託料に回収の 懸念が発生したため、その回収可能性を検討した結果、現時点では当該受託料の回収見込みが不確定であると判断 し、当第２四半期において貸倒引当金309百万円を設定し、同額を貸倒引当金繰入額として計上しました。

（略）

① 港湾事業 　

アジア航路コンテナ貨物が堅調に推移した他、空コンテナの取扱い、修理・モニタリングなどのコンテナ関連業務 の好調が続きました。また、建機の取扱いが増加したことから、事業全体では前年同期に比べると増収増益となりま した。

② プラント・物流事業 　

昨年10月１日付で株式会社ジャパンエキスプレスより、物流・その他関連事業を譲り受けたことから、前年同期に 比べると貨物の取扱量が大幅に増加しました。また、重量物輸送工事、橋梁・その他の工事についても、堅調に推移 しました。海外事業では、タイでの構造改革の効果が現れ始めている他、シンガポールでは大規模な石油化学プラン ト工事を完工し、マレーシアでもエチレン分解炉組み立て工事を取り進めました。しかしながら、前述の貸倒引当金 繰入額を計上したため、前年同期と比べると大幅な増収を達成したにも拘わらず、減益となりました。

③ その他 　

自社ビル等不動産の賃貸等があります。 以上の結果、当第２四半期連結累計期間の営業収入は277億３千３百万円（前年同四半期比20.2％増）、営業利益 は14億１千４百万円（同23.7％増）、経常利益は14億８千５百万円（同19.5％増）、親会社株主に帰属する四半期純 利益は、９億円（同16.7％減）となりました。

（略）