物流ニュース

平成29年10月13日

　 国土交通省では、物流分野における労働力不足への対応や環境負荷の低減を推進するため、昨年10月に施行された改正物流総合効率化法に基づき、トラック輸送から鉄道、海運への転換（モーダルシフト）や幹線輸送網の集約化、共同輸配送等の取組を進めているところです。
　同法に基づく総合効率化計画の策定やモーダルシフト等の取組みを支援する「モーダルシフト等推進事業費補助金」について募集を行い、今般、応募案件について、モーダルシフト等推進事業実施要領に記載の評価項目に基づき審査を行った結果、別紙のとおり31件を認定しました。
 
【概　要】
 

1. 運行経費補助（物流総合効率化法に基づく計画認定を受けた事業への補助）：22件
   • モーダルシフト：12件（鉄道への転換）、9件（船舶への転換）
   • 輸送網の集約化： 1件（既存施設の活用による幹線輸送網の集約化事業）
2. 計画策定経費補助（今後同法に基づく計画認定を目指す案件への補助）　　： 9件
   • モーダルシフト： 2件（鉄道への転換）、3件（船舶への転換）
   • 輸送網の集約化： 2件（道の駅を起点とした輸送網の集約化に係る総合効率化計画の策定 等）
   • 共同輸配送　　： 2件（飲食店への納入貨物の荷さばきの集約化に係る総合効率化計画の策定 等）

 
【交付決定額】
3,550.2万円（31件合算）
 
【二次募集について】
二次募集は10月下旬より公募開始予定です。
くわしくはモーダルシフト等推進事業についての概要ページ
http://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/seisakutokatsu_freight_tk1_000094.html
をご参照ください。