ヤンマー/トルコに「YANMAR TURKEY MAKINE A.S」を設立 SCM・製造拠点 2023.06.17 トルコにおける現地法人「YANMAR TURKEY MAKINE A.S」の設立について ヤンマー株式会社(本社:大阪市 社長:山岡健人)は、トルコにおいて現地法人YANMAR TURKEY MAKINE A.S.(ヤンマートルコ機械株式会社)を2017年9月29日に設立しました。 当社は2016年8月にトルコ駐在事務所を開設し、マーケティング活動および市場調査を進めてまいりました。このたびトルコに現地法人を設立し、本格的にトルコおよび周辺地域でビジネスを展開することで、現地のエネルギー変換の効率化や、農作業の省力化に繋がるソリューションを積極的に提案していきます。 1. 現地法人設立の背景と目的 トルコでは2023年の建国100周年に向け、インフラ整備や大規模住宅の建設などの建設投資の成長が続いています。このような建設ラッシュを背景に、効率的な発電が可能な常用発電機や、非常時に予備電源として活躍する非常用発電機の需要がさらに高まることが期待できます。今後、新たに建設される建物に、常用・非常用発電機などの製品を販売することで、現地における安心・安全なインフラ構築に貢献していきます。 また、トルコは農業GDPにおいて欧州で第1位、世界第7位の農業大国ですが、一方で農家数はこの10年で約2割減少しており、一部の地域では担い手の確保が課題となっています。このような状況の中、ヤンマーの高機能な農業機械を提案していくことで、農作業の効率化および省力化に寄与してまいります。 今後、現地のニーズとマッチした製品を供給し、トルコおよび周辺地域のエネルギー変換の効率化や、農作業の省力化に貢献することで、お客様の課題を解決するとともに人々のより豊かな暮らしの実現を目指します。 2. 現地法人の概要 ・社名:YANMAR TURKEY MAKINE A.S.(ヤンマートルコ機械株式会社)・代表者:社長 Aykut Sengul・所在地:トルコ共和国 イズミール市 ・事業内容:農業機械および常用・非常用発電機の販売事業・設立(登記日):2017年9月29日・資本金:5,000千トルコリラ (日本円 約1.87億円)・出資:YANMAR EUROPE B.V. 100%・売上規模:約52億円(2021年度計画値) <ヤンマーについて> 1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功しました。以来、産業用ディーゼルエンジンを事業の柱とし、さまざまな市場へ商品・サービス・ノウハウを融合したトータルソリューションを提供する総合産業機械メーカーです。小型エンジン、大型エンジン、農業機械・農業施設、建設機械、エネルギーシステム、マリン、工作機械・コンポーネントの7事業を有し、グローバルにビジネスを展開しています。「自然と共生し、食料生産とエネルギー変換の分野でお客様の課題を解決するとともに、未来へつながる社会とより豊かな暮らしへの貢献」をミッションステートメントに掲げ、世界の「都市」「大地」「海」の事業フィールドで、資源循環型社会”A SUSTAINABLE FUTURE”実現への貢献を目指しています。詳しくは、「ヤンマーについて」をご覧ください。