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物流ニュース

名古屋港管理組合/名古屋港でヒアリの確認

物流全般 2023.06.17

名古屋港におけるヒアリの確認について

環境省及び国土交通省が、本年 8 月から中国、台湾等からの定期コンテナ 航路を有する 68 港湾で実施している調査において、平成 29 年 9 月 29 日 (金)に名古屋港鍋田ふ頭(弥富市)で、特定外来生物であるヒアリ (Solenopsis invicta)2 個体が確認されたと、本日、環境省中部地方環境 事務所から連絡がありましたので、お知らせいたします。 当該ヒアリは、同ふ頭コンテナターミナル内で粘着トラップ設置と併せて 実施した目視調査により発見したものです。 確認された個体については、殺虫処分するとともに、確認した地点の周辺 において、中部地方環境事務所及び名古屋港管理組合が、粘着トラップ及び ベイト剤を設置しています。

1.経緯等

9 月 29 日 環境省、国土交通省が名古屋港で実施している全国 68 港湾におけるヒアリ 調査において、名古屋港管理組合が粘着トラップ設置と併せて実施した目視 調査をしていたところ、鍋田ふ頭コンテナターミナル(弥富市)内の緑地で ヒアリ等と疑われるアリ(2 個体)を発見したため捕獲。 当該アリを、専門家に同定のために送付。 中部地方環境事務所及び名古屋港管理組合が、確認地点周辺において、粘着 トラップ及びベイト剤を設置。 10 月 2 日 当該アリについて、専門家がヒアリであることを確認。 10 月 3 日 中部地方環境事務所から県に対し、ヒアリ 2 個体が確認された旨連絡。

2.今回の確認されたヒアリについて

確認されたヒアリは、働きアリ 2 個体で、既に殺虫処分を行っています。現段階では 鍋田ふ頭コンテナターミナル周辺からの発見情報はありません。

3.今後の対応

県環境部と名古屋港管理組合は、中部地方環境事務所、弥富市と連携を図り、ヒアリ の侵入の水際での防除に万全を期していきます。 県では Web ページによりヒアリに係る注意喚起を行うとともに、環境部自然環境課に 県民の皆さまからの問合せ窓口を設け、情報収集を行います。 また、引き続き、名古屋港管理組合は、鍋田ふ頭を始めとする名古屋港のコンテナタ ーミナル等の調査を行うとともに、港湾関係者への注意喚起等を行います。 なお、環境省は、県、弥富市等と協力し、ヒアリ確認地点の周辺2km 程度の調査を 実施する予定です。

4.周辺住民等の皆様へ

(1) 注意点について

・ヒアリを刺激すると刺される場合があります。

・ヒアリが生息している可能性があるような場所(緑地帯の土や芝生の土等)には安 易に手をいれないようにしてください。

・ヒアリと疑われるような個体や巣を見つけた際は、刺激(アリを踏もうとしたり、 巣を壊したり等)しないでください。

(2) 刺されたときの対応について

・まずは安静(20~30 分程度)にし、容体が急激に変化することがあれば、最寄り の病院を受診してください

・受診の際は、「アリに刺されたこと」「アナフィラキシー(重度のアレルギー反応 であること)の可能性があること」を伝えてください。

※ヒアリは強い毒を持つため、生きた個体を素手で触らないようにしてください。

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