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佐川急便/TOYOTA LONGPASS EXPRESSを活用したモーダルシフト開始

グリーン物流(環境) 2023.06.17

【佐川急便】TOYOTA LONGPASS EXPRESSを活用したモーダルシフト開始(2017/09/11)

SGホールディングスグループの佐川急便株式会社は、愛知県~岩手県の宅配便幹線輸送をトヨタ輸送株式会社が運行するTOYOTA LONGPASS EXPRESSを活用した異業種共同によるモーダルシフトで9月下旬から運用開始いたします。

今回のスキームでは通常、トラックで輸送を行っている佐川急便の中部エリア(愛知県、岐阜県、三重県の一部)から東北エリア(青森県、秋田県、岩手県の一部)宛にお預かりした宅配便(31フィートコンテナ1台分)を、鉄道輸送(TOYOTA LONGPASS EXPRESS)に切り替えるものです。これにより、トラック輸送にかかるドライバーの運行時間1,685時間/年間が省力化され、CO2排出量83.5トン/年間が削減されます。省力化と環境負荷低減を実現することが可能となることから、国土交通省が物流分野における省力化・環境負荷低減を推進するために昨年10月に改正した「改正物流総合効率化法」の規定により、総合効率化計画として認定されました。

TOYOTA LONGPASS EXPRESSは愛知県東海市~岩手県盛岡市間の約900kmを結び、中京圏の工場で生産された自動車部品を、トヨタ自動車東日本の岩手工場まで輸送するトヨタ輸送専用の貨物列車です。2017年1月の増便に伴い、佐川急便が規定する配送リードタイムで輸送可能となったことから、今回の異業種共同輸送が実現しました。

佐川急便では今後も配送効率化と輸送品質の向上を目的としたさまざまな輸送モードの構築に、業種を超えて積極的に取り組んでまいります。

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