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アスクル/最大の物流拠点「ASKUL Value Center 関西」竣工、来年2月に全面稼働へ

物流不動産・施設 2023.06.17

最先端設備を導入し生産性を徹底的に追求する物流拠点、2018年2月全面稼働へ

アスクル最大の物流拠点「ASKUL Value Center 関西」竣工

~地域社会に貢献できる物流センターへ、さらに進化~

 

 アスクル株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:岩田彰一郎、https://www.askul.co.jp/、以下「アスクル」)は、2017年9月1日、「ASKUL Value Center 関西」(以下「AVC関西」)を構える物流施設「GLP吹田」(所在地:大阪府吹田市)の引き渡しを受け、本日竣工式に参加いたしました。

 「GLP吹田」は、先進的物流施設のリーディングプロバイダーであるグローバル・ロジスティック・プロパティーズの日本法人、グローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社(本社所在地:東京都港区、代表取締役社長:帖佐 義之、http://www.glprop.co.jp/、以下「GLP」)の手がけた先進的物流施設であり、アスクルは本施設を「AVC関西」として、2018年2月の全面稼働に向けて準備を進めてまいります。

 AVC関西はアスクルでは8拠点目の物流センターとなります。流通業における1社単独の物流施設としては関西最大級、そしてアスクル最大の基幹物流センターとして、アスクルの法人向けサービス「ASKUL(アスクル)」と、一般消費者向けインターネット通販サービス「LOHACO(ロハコ)」双方の物流を担っていきます。

 ※参考画像は添付の関連資料を参照

1.拡大・成長し続けるeコマースに対応、アスクル最大の基幹物流センター

 eコマース市場は依然拡大・成長を続けており、これに伴う商品の品揃えや物流・配送のスピードに対するお客様のニーズに応えることが今後のECの最重要課題となっています。アスクルはお客様のニーズにお応えするため、約5万坪の延床面積をもつAVC関西に、これまでに培った設計・運営ノウハウを活かして最先端の物流設備を導入し生産性を徹底的に追求、24時間365日フル稼働することで、在庫商品の種類・在庫量の拡大と、年間1,000億円クラスの出荷能力を実現します。

 本施設の名称については、2017年6月の新設発表時には「ASKUL Logi PARK 関西」としておりましたが、2017年4月に立ち上げた「ASKUL Value Center 日高」にならい、本物流センターも、デジタルマーケティングとリアルマーケティングの融合を実現するプラットフォームとしての機能をもたせるなど幅広く活用していく方針とし、「AVC関西」という名称といたしました。

2.より一層の安全への配慮と、地域に貢献できる物流センターへ

 アスクルは、2017年2月に埼玉県三芳町の物流センターで発生した火災について発表された「埼玉県三芳町倉庫火災を踏まえた火対策及び消防活動の在り方に関する検討会報告書」を受け、AVC関西について以下の対応を進めております。

 (1)防火シャッターを確実に作動させるための設備等の増強

 (2)初期消火の実効性を高めるための訓練等の実施

 (3)地域消防と連携した事前消防計画の検討

 また、AVC関西は強固な免震構造を採用しているとともに多くの生活用品を在庫することから、地震発生等の大規模災害の際には地域住民の皆様の一時的な避難場所として開放し、支援物資の提供を行うなど、地域のために役立てていただけるよう、防災協定の締結に向け、近隣自治体、GLPと三者協議を進めております。

3.都市型センターで約 1,000 人の雇用創出、さらに働きやすい職場作り

AVC 関西は大阪中心部から直線距離で約 9km、名神高速道路「吹田」IC から約 6km と立地のよい都市型セ ンターです。JR 東海道本線「岸辺」駅、阪急京都線「正雀」駅から徒歩圏内と好立地で、隣には住宅地も点在 するため同施設の新設によって将来的には約 1,000 人の雇用が創出される予定です。 また、厨房設備付きのカフェテリアを設けて、温かい食事を無償提供するなど、働きやすい職場作りに注力し てまいります。

4.環境にも配慮した物流センター

AVC 関西は、全館 LED 照明や太陽光パネルの設置、井水利用や雨水再利用など環境に配慮しており、世 界的にも広く普及している建物環境認証制度である LEED(Leadership in Energy and Environmental Design)ゴ ールドの予備認証を取得しています。加えて建設時の CO2 排出配慮や庫内の快適性を保つための多層式車 路の3D換気システムの採用など、サステナブルな取り組みが評価され、国土交通省の「平成27年度(第2回) サステナブル建築物等先導事業(省 CO2 先導型)」に物流施設として初めて採択されるなど、環境面でも高い 評価を得ております。

<施設概要>

名称: ASKUL Value Center 関西

所在地: 大阪府吹田市岸部南 3 丁目 34 番 1

稼動開始: 2018 年 2 月(予定)

敷地面積: 約 75,000 平方メートル(約 22,000 坪)

延床面積: 約 165,000 平方メートル(約 5 万坪)

建物階数: 地上 4 階建(全棟賃借)

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