セイコーエプソン/フィリピン法人で新工場がオープン SCM・製造拠点 2023.06.17 エプソン・プレシジョン・フィリピン、新工場のオープニングセレモニーを実施 オープニングセレモニーの模様 セイコーエプソン株式会社(社長:碓井 稔、以下 エプソン)の製造子会社Epson Precision (Philippines), Inc.(社長:羽片 忠明、以下 EPPI)は、8月25日に、フィリピン経済特区庁(PEZA)他フィリピン政府関係者や取引先ご出席のもと、新工場のオープニングセレモニーを実施しました。 EPPIでは、6月末に竣工した新工場においてインクジェットプリンターの生産能力を拡大するとともに、既存工場にプロジェクターの生産ラインを増設し、インクジェットプリンターおよびプロジェクターの増産体制を整備、7月末までに生産を開始しました。 オープニングセレモニーにご出席いただいた、フィリピン経済特区庁(PEZA)長官のチャリート・ボオク・プラザ(Charito Booc Plaza) 氏は、次のように述べています。 「世界で最も先進的なメーカーがリマ・テクノロジー・センターで操業していることを誇りに思います。EPPIはフィリピン経済の発展に大きく貢献し続けています。これからも、この新工場から高品質な製品を生み出し、世界の電機産業をリードすることを期待しています。」 また、オープニングセレモニーにあたり、エプソン代表取締役社長、碓井稔は、次のように述べています。 「EPPIは、エプソンの今後の中長期的なビジネスにおいて重要な役割を持っています。エプソンが目指している長期ビジョン『Epson 25』における4つのイノベーションのうち、インクジェットイノベーションとビジュアルイノベーションの実現に、この新工場を含むEPPIのオペレーションが貢献することを確信しています。」 エプソンは今後も、独創のインクジェット技術や3LCD技術をはじめ、コアデバイスから完成品の生産、そして販売・サービスまでを一貫して手掛ける垂直統合型ビジネスモデルにより、世界のあらゆる地域のお客様に驚きと感動をお届けする製品・サービスを提供していきます。 増設工場の概要およびEPPI会社概要については、以下をご参照ください。 【増設工場概要】 投資金額 約1億4,300万USドル(2015年度から2017年度まで) 生産品目 インクジェットプリンター 稼働時期 2017年7月 建築面積 約53,000m² 延床面積 約108,000m² 建築構造 鉄骨2階建て ■EPPI会社概要 社名 Epson Precision (Philippines) Inc.(略称:EPPI) 住所 Lima Technology Center, Lipa City, Batangas, 4217, Philippines 社長 羽片 忠明(セイコーエプソン常務執行役員) 設立 1994年12月27日 従業員数 約14,400人(2017年5月末時点) 面積 土地 約230,000m² 建物 約193,000 m²(新工場含む) 生産品目 インクジェットプリンター、プロジェクター、スマートグラス 備考 セイコーエプソン株式会社100%出資