日本貨物鉄道/7月のコンテナ・車扱は前年比101・1% 物流全般 2023.06.17 輸 送 動 向 に つ い て(7月分) 1.輸送概況 今月は、上旬に発生した台風 3 号の接近および九州地区をはじめとした各地の大雨、さ らには東海道線送電障害の影響等により、月全体で高速貨 263 本が運休となった(前年は、 高速貨 47 本が運休)。 コンテナについては、自動車部品が東海地区を中心に好調な発送となっているほか、エ コ関連物資においては関東内・北海道内での建設発生土輸送等が順調に推移した。また積 合せ貨物では、ドライバー不足を背景に鉄道へのシフトが進み増送となったほか、食料工 業品では気温上昇に伴って長野・静岡・近畿地区からの清涼飲料水の出荷が旺盛となり、 前年を上回った。 一方、紙・パルプは、印刷紙・コート紙の需要減少に伴い大幅な減送となった。また農 産品・青果物は、米が低調な輸送となったことに加え、北海道地区からの野菜類の出荷が 減少したことから前年を下回った。その結果、コンテナ全体では前年比 100.2%となった。 車扱については、石油が配送圏の見直しに伴い、鉄道へのシフトが進んでいることから、 前年を大きく上回る発送となり、車扱全体では前年比 103.8%となった。 コンテナ・車扱の合計では、前年比 101.1%となった。 (略) 以下、詳細は下記アドレスを参照ください。 輸送動向について(7月分)