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伏木海陸運送/経常利益は前年比482・6%増(平成29年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

平成29年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

単位・百万円  

      売上高   営業利益  経常利益 当期純利益

29年6月期 13,419 1.7   769 36.2   688 482.6  366 764.1

28年6月期 13,192 △6.4  564 △12.7  118 △79.8  42 △86.9

(注)包括利益 29年6月期  638百万円 (―%) 28年6月期  △131百万円 (―%

(略)

(1)当期の経営成績の概況

当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用と所得情勢が改善し、設備投資や輸出に持ち直しの動きがみられる など景気は緩やかな回復基調が続きました。 このような事業環境のなか、当社企業グループは港湾貨物の集荷に向けて営業活動を行う一方で、営業経費の圧 縮に努めました。不動産業においては、富山市内の賃貸物件が寄与し、繊維製品製造業については自動車向けの内 装材の生産に持ち直しの動きがみられました。また、その他事業では繊維製品卸売業が堅調に推移しました。 この結果、当連結会計年度の売上高は134億1千9百万円(前年同期比2億2千6百万円、1.7%の増収)、 営業利益は売上原価の減少により7億6千9百万円(前年同期比2億4百万円、36.2%の増益)、経常利益は 持分法による投資損失の減少により6億8千8百万円(前年同期比5億6千9百万円、482.6%の増益)、親 会社株主に帰属する当期純利益は3億6千6百万円(前年同期比3億2千4百万円、764.1%の増益)となり ました。

セグメントの業績は次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前連結会計年度比較については、前 連結会計年度の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。

[港運事業]

港運事業の売上は、海上コンテナの取扱いが減少したものの、原料の輸入、ロシア向け自動車の取扱いが増加し、 89億5千4百万円(前年同期比2億6百万円、2.4%増)、セグメント利益は8億5千7百万円(同1億5千 2百万円、21.6%増)となりました。主な輸移入貨物は、ウッドチップ、石炭、コンテナ貨物、オイルコーク ス、工業塩、原木・製材、アルミ地金、鋼材等であります。輸移出貨物は、コンテナ貨物とロシア向け自動車であ ります。

[不動産業]

不動産業の売上は、5億2千1百万円(前年同期比4千万円、8.5%増)、セグメント利益は2億5千1百万 円(同1百万円、0.5%増)となりました。これは、富山市内の賃貸物件の稼働に伴い賃貸収入が増加したもの の、老朽化施設の修繕費が嵩んだためです。

[繊維製品製造業]

繊維製品製造業の売上は、糸代を含む生機売上が減少し25億4千7百万円(前年同期比8千万円、3.1% 減)となりましたが、編加工賃売上が増加したため、セグメント利益は4千7百万円(同4千1百万円、726. 7%増)となりました。

[その他]

その他事業の売上は、14億3千7百万円(前年同期比4千4百万円、3.2%増)、セグメント利益は5千4 百万円(同1千9百万円、55.5%増)となりました。これは主に繊維製品卸売業の増収によるものです。

(略)

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