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福山通運/売上高は前年比2・1%増、経常利益は前年比5・8%減(平成30年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

平成30年3月期  第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

単位・百万円  

           売上高   営業利益  経常利益  当期純利益

30年3月期第1四半期 64,142 2.1  2,635 △7.4  3,222 △5.8  2,084 △28.7

29年3月期第1四半期 62,795 0.0  2,846 △8.7  3,420 △7.9  2,923 17.3

(注)包括利益 30年3月期第1四半期 4,007百万円 (812.0%) 29年3月期第1四半期 439百万円 (△87.7%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善などにより引き続き緩やかな回復 基調にありましたが、個人消費は力強さに欠け、海外経済では欧米の政治情勢、地政学的リスクなど不確実性の高 まりによる影響が懸念されるなど、依然として先行き不透明な状況で推移してまいりました。 貨物自動車運送業界におきましては、人材確保に向けた労働環境の改善や安全対策等のコスト負担が上昇するな か、国内貨物総輸送量が依然として低水準に推移し、引き続き厳しい経営環境下にありました。 このような状況のもと当社グループにおきましては、全国ネットワーク網の強化など業容の拡大を図り、合わせ て生産性の向上に取り組んでまいりましたが、外注費を中心にコスト負担が重く圧し掛かってまいりました。 以上の結果、売上高は641億42百万円(前年同四半期比2.1%増)、営業利益は26億35百万円(前年同四半期比 7.4%減)となり、経常利益は32億22百万円(前年同四半期比5.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は20 億84百万円(前年同四半期比28.7%減)となりました。 これらをセグメント別に見た営業の概況は次のとおりであります。 運送事業におきましては、4月に奈良支店(奈良県)、5月には気仙沼営業所(宮城県)を開設し、輸送網の整備 を図り、企業間物流への特化と荷物構造の変化に伴う運賃システムの改善に取り組んでまいりました。一方、名古 屋~北九州・福岡間においても専用貨物列車の運行を開始し、幹線輸送モードの多様化とモーダルシフトや労働時 間の緩和にも取り組んでまいりました。 以上の結果、売上高は560億36百万円(前年同四半期比1.5%増)、営業利益は24億37百万円(前年同四半期比 11.5%減)となりました。 流通加工事業におきましては、新規案件の開拓に取り組むとともに、既存施設の稼働率の向上による収益性の改 善に努めてまいりました。 以上の結果、売上高は28億59百万円(前年同四半期比1.3%減)、営業利益は1億36百万円(前年同四半期比 0.8%増)となりました。 国際事業におきましては、中国・東南アジアからのフォワーディング事業や通関事業が好調に推移いたしまし た。また、ASEAN域内でのクロスボーダートラック輸送も輸送ルートの拡大を図ってまいりました。 以上の結果、売上高は19億48百万円(前年同四半期比44.2%増)、営業利益は1億33百万円(前年同四半期比 180.5%増)となりました。 その他事業におきましては、コンビニエンスストア事業は持ち直してまいりましたが、物品販売事業は振るいま せんでした。 以上の結果、売上高は32億98百万円(前年同四半期比1.4%減)、営業利益は9億2百万円(前年同四半期比 1.3%減)となりました。

(略)

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