NEWS

物流ニュース

日本ロジテム/3900万円の経常損失を計上(平成30年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

平成30年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

単位・百万円   

           売上高 営業利益 経常利益 当期純利益

30年3月期第1四半期 10,896 0.6  △28 ―  △39 ―  △39 ―

29年3月期第1四半期 10,833 5.8  △2 ―  △21 ―  △84 ―

(注)包括利益 30年3月期第1四半期  △181百万円 (―%) 29年3月期第1四半期  △305百万円 (―%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、堅調な企業業績や雇用情勢の改善に支えら れ、緩やかな回復基調で推移いたしました。 当社グループが属する物流業界につきましては、国内貨物の荷動きは底堅く推移するものの、多 様化・高度化する物流ニーズや人手不足への対応から人件費や外部委託費が上昇するなど、取り巻 く環境は厳しいものでありました。 このような状況の中で当社グループは、既存業務の改善を進め、利益が出る体質の定着を図りな がら、成長が見込める分野の業務拡大による新たな収益基盤の確立にグループ一丸となって取り組 んでまいりました。 国内につきましては、既存拠点の安定稼働に注力するとともに、平成29年4月に「平和島営業 所」および「日野センター」を開設し得意先ニーズに応じた拠点展開を進めるなど、3PL事業の 拡大を図ってまいりました。海外につきましては、ベトナムやタイを中心にインドシナ半島地域に おける事業拡大に向け営業活動を推進してまいりました。 これらの取り組みの結果、営業収益につきましては、為替変動の影響からベトナムなどで営業収 益が目減りしたものの、当社において大型拠点への得意先誘致が進捗し、アセット事業が拡大した ことなどから増収となりました。営業利益および経常利益につきましては、ベトナムにおいて、旅 客自動車運送事業および物品販売事業の低迷により営業収益が減少したこと、人件費、倉庫賃借 料、燃料費等の主要コストが上昇したことなどから、損失の計上となりました。親会社株主に帰属 する四半期純利益につきましては、前年同期に特別損失として計上した投資有価証券評価損等が発 生しなかったことから、損失額が縮小いたしました。 その結果、当第1四半期連結累計期間の営業収益は108億96百万円(前年同期比0.6%増)、営業 損失は28百万円(前年同期は営業損失2百万円)、経常損失は39百万円(前年同期は経常損失21百 万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は39百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期 純損失84百万円)となりました。 セグメント業績は、次のとおりであります。

①貨物自動車運送事業

当社において、通販関連の得意先との取引範囲が拡大したことや、食品関連の輸送量が増加した ことに加え、新たな配送業務の受託もあり自社車両の稼働率が向上したことなどから、増収増益と なりました。 その結果、営業収益は、51億43百万円(前年同期比0.6%増)、セグメント利益は、2億85百万 円(同1.7%増)となりました。 当事業の営業収益は、当社グループ営業収益全体の47.2%を占めております。

②センター事業

営業収益につきましては、LOGITEM (THAILAND) CO.,LTD.において、新規得意先と取引を開始し たことなどから、増収となりました。セグメント利益につきましては、LOGITEM VIETNAM CORP. NO.2において、天候不順の影響もあり家電関連等が低調な荷動きで推移したことや、契約の終了し た得意先があったことによる営業収益の減少に加え、人件費が増加したことなどから、減益となり ました。 その結果、営業収益は、20億6百万円(前年同期比0.1%増)、セグメント利益は、93百万円 (同25.3%減)となりました。 当事業の営業収益は、当社グループ営業収益全体の18.4%を占めております。

③アセット事業

当社において、前連結会計年度の期中に取引を開始した得意先があったことや、大型拠点への得 意先誘致が進捗し倉庫稼働率が改善したことなどから、増収増益となりました。 その結果、営業収益は、22億50百万円(前年同期比9.2%増)、セグメント利益は、1億27百万 円(同100.4%増)となりました。 当事業の営業収益は、当社グループ営業収益全体の20.7%を占めております。

④その他事業

LOGITEM VIETNAM CORP. NO.1において、旅客自動車運送事業における競争激化により契約件数が 伸び悩んだことや、L&K TRADING CO.,LTD.において、物品販売事業の改善を図るため一部の店舗を 閉鎖したことなどから、減収減益となりました。 その結果、営業収益は、14億96百万円(前年同期比9.6%減)、セグメント利益は、1億73百万 円(同19.8%減)となりました。 当事業の営業収益は、当社グループ営業収益全体の13.7%を占めております。

(略)

Translate »