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物流ニュース

リコーリース/物流施設の屋根を活用した太陽光発電設備に対する 割賦契約を取り組み

グリーン物流(環境) 2023.06.17

物流施設の屋根を活用した太陽光発電設備に対する 割賦契約取り組みについて

当社は、RW RENEWABLES4 合同会社(以下、「RW4」)及び RW RENEWABLES5 合同会社(以下、「RW5」)、RW RENEWABLES6 合同会社(以下、 「RW6」)との間で、物流施設の屋根に設置する太陽光発電設備の割賦販売契約を締 結いたしましたのでお知らせいたします。 RW4合同会社及び RW5 合同会社、RW6合同会社は、日本、中国、韓国、シンガポ ールに活動拠点を置き、物流施設の開発、リーシング、資産管理を手掛けるESR株式 会社(最高経営責任者:スチュアート ギブソン、以下ESR社)が建設した物流施設の屋 根を賃借し、屋根上で太陽光発電事業を行う特別目的会社です。 当社はこれまでにも太陽光発電設備に対するリース契約または割賦販売契約を数多 く手掛けてきましたが、施設の屋根に設置する形態の大型の太陽光発設備は初めての 取り組みとなります。 本取り組みにおける出力規模は合計で 11.31MWとなり、年間予想発電量は 12,450MWh(一般家庭のおよそ 4,100 世帯分の年間電力消費量※)に相当する見込み です。

※1 世帯あたり 2,973.6kWh/年で算出

出典:一般財団法人日本原子力文化財団(原子力·エネルギー図面集 2016)

物流施設の屋根に太陽光パネルを敷設し発電事業を行うことにより、物流施設オー ナーは本来経済価値の無い屋根を賃貸することで賃料収入を得ることでき、太陽光発 電事業者は地上設置では必要な造成費用をかけることなく効率的な発電事業を運営 することが可能となります。さらに太陽光パネルの遮熱効果により、物流施設の空調コ ストの削減にも繋がります。 物流施設のほか、工場施設またはオフィスビルなど、屋根を活用した太陽光発電事 業に対する需要は今後も増加していくことが見込まれます。 当社は、2017 年度を初年度とする中期経営計画の事業成長戦略の一つに「創エネ・ 省エネを軸とした新たな環境分野への挑戦」を掲げており、2019 年度における環境関 連分野のリース・割賦事業取扱高 500 億円を目標としております。 本取り組み及び中期経営計画の達成を通じて、再生可能エネルギーの普及ならびに 持続可能な社会の構築に貢献してまいります。

本取り組みの概要

物流施設名

レッドウッド藤井寺ディストリビューションセンター

事業主

RW RENEWABLES4

合同会社

出力規模 2,464.0KW

物流施設名

レッドウッド南港ディストリビューションセンター1、2

事業主

RW RENEWABLES5合同会社

出力規模

7,321.6KW

物流施設名

レッドウッド成田ディストリビューションセンター

事業主

RW RENEWABLES6 合同会社

出力規模

608.4KW

物流施設名

レッドウッド加須ディストリビューションセンター

事業主

RW RENEWABLES6 合同会社

出力規模

924.8KW

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