NEWS

物流ニュース

オープンロジ/7.3億円の資金調達を実施

物流システム 2023.06.17

物流業務プラットフォームのオープンロジ、シリーズBラウンド7.3億円の資金調達を実施

株式会社オープンロジ(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:伊藤 秀嗣、以下 オープンロジ)は、Eight Roads Ventures Japan(旧 Fidelity Growth Partners Japan)をリード投資家とし、Spiral Ventures、Infinity Venture Partners、SMBCベンチャーキャピタルの既存投資家、及びその他よりシリーズBラウンドで、総額7.3億円の資金調達を実施することを本日お知らせします。また、今回の資金調達によりEight Roads Ventures Japanの村田 純一氏が当社社外取締役として就任することも併せてお知らせいたします。

LP_release

  1. 資金調達の概要
    1)資金調達額
    シリーズBラウンドで総額7.3億円の資金調達。累計調達額10億円。
    2)資金用途
    (1)国内外の各種Eコマースサービスとの連携
    (2)常温、冷蔵および海外の倉庫を含めた提携先倉庫パートナーの拡充
    (3)オムニチャネル物流などの新規事業の取り組みの加速

  2. 資金調達の背景等
    オープンロジは面倒な物流業務を外注したい事業者とそれを請け負う倉庫会社を結ぶ、日本初の倉庫のシェアリングサービスとして物流業務のプラットフォーム「オープンロジ」を2014年10月から運営してきました。インターネットを利用し、誰でも簡単に商品を売ることができる昨今、販売後の出荷梱包作業や在庫管理などの物流業務は、社員数の少ない中小事業者ほど、自社で行っています。
    急成長するEC市場の多くを占める中小規模の事業者が、オープンロジを使うことで、煩雑な物流業務を、見積もりや問い合わせといったアナログな手続きをせずに、会員登録後、すぐにオープンロジ提携先の倉庫にアウトソーシングすることができます。サービス開始以来、口コミのみでユーザー数が増加しており、そのユーザー数は2,500以上、売上も前年比730%増と成長しており、今回の資金調達により、社内体制基盤の強化、国内外の各種Eコマースサービスとの連携強化を図り、新たに冷蔵や海外の倉庫との連携を進めていき、倉庫のシェアリングサービスを拡大して参ります。また、オムニチャネル向けの新規事業もスタートする予定です。

<社外取締役 村田 純一氏からのコメント>

『マクロレベルで労働生産性の改善は大きなイシューです。オープンロジは労働集約度の比較的高い倉庫業界に対し、シェアリングエコノミーのアプローチを通じて具体的な問題解決方法を提示しつつあります。資金面だけでなく、複数の成長SaaS企業をご支援してきた我々の経験も活かし、同社が目指す「開かれた物流」のビジョンの実現に向け尽力していきたいと思います。』

■オープンロジ 会社概要等
会社名 : 株式会社オープンロジ(英語名:「OPENLOGI,Inc」)
設立  : 2013年12月25日
所在地 : 東京都豊島区東池袋1-34-5 いちご東池袋ビル9階
従業員数: 40名
事業内容: 物流業務のプラットフォーム「オープンロジ」の運営
URL   : https://openlogi.com

「物流をもっと簡単、シンプルに。」をコンセプトに、誰でも簡単に従量課金で、出荷業務や在庫管理などの物流業務を倉庫会社にアウトソーシングできるサービスを提供しています。オープンロジは自前で倉庫を持たず倉庫会社をネットワーク化しているのが特徴で、提携先倉庫会社の空いているスペースを活用することで、中小規模の荷主でも物流業務を請け負うことができる効率的な物流アウトソーシングサービスのプラットフォームを提供しています。

■Eight Roads Ventures Japan 会社概要
https://eightroads.com/en/ventures/japan )

Eight Roads Ventures Japan は、日本におけるFIL Limited(フィデリティ・インターナショナル・リミテッド)のベンチャー・キャピタル投資を行うプリンシパル投資部門です。Eight Roads Venturesは香港、北京、上海、ムンバイ、ロンドン、そして東京に拠点を設け、約20年にわたりローカルな知識とグローバルなネットワークを最大限に活用し、ハンズオンで出資先企業の経営支援を行ってきました。日本では2012年より投資活動を行い、主に革新的なグロースステージの企業へ出資しております。

Translate »