新日鐵住金/インドネシア自動車用鋼板製造・販売合弁会社(KNSS)の営業運転を開始 SCM・製造拠点 2023.06.17 インドネシア自動車用鋼板製造・販売合弁会社(KNSS)の営業運転開始について 2017/07/25 新日鐵住金株式会社 インドネシア自動車用鋼板製造・販売合弁会社(KNSS)の営業運転開始について 新日鐵住金株式会社(以下「新日鉄住金」)とPT KRAKATAU STEEL(PERSERO)Tbk(以下「クラカタウ社」)は、インドネシアにおける自動車用鋼板製造・販売事業を行う合弁会社「PT KRAKATAU NIPPON STEEL SUMIKIN」(以下「KNSS社」)を設立し、工場の建設・立ち上げを進めてまいりましたが、この度、7月24日に営業運転を開始いたしました。 インドネシアの自動車マーケットは今後さらなる需要の伸長が期待されており、防錆鋼板・高張力鋼板等への自動車メーカーのニーズ拡大も見込まれております。これに対し、KNSS社は、連続焼鈍ライン(冷延鋼板製造用)と溶融亜鉛めっきライン(亜鉛めっき鋼板製造用)を一体化させた最新鋭自動車鋼板製造ライン「Galvanizing,Annealing and Processing Line(GAPL)」を設置することで、自動車用外板、1.2GPa級までの高張力鋼板を含む高級・高品質の冷延鋼板・溶融亜鉛めっき鋼板を提供し、インドネシア自動車メーカーのニーズに的確に対応してまいります。 新日鉄住金とクラカタウ社はKNSS社を通じ、高級・高品質鋼板の現地生産化により、インドネシア自動車産業のさらなる発展に貢献していく所存です。 [KNSS社の概要](正式名称:PT KRAKATAU NIPPON STEEL SUMIKIN) ・設立: 2012年12月 ・工場所在地: インドネシア共和国バンテン州チレゴン・クラカタウ工業団地内 ・社長: 有田直正 ・事業内容: 自動車用冷延鋼板、および(合金化)溶融亜鉛めっき鋼板の製造・販売 ・資本金: 142百万米ドル ・出資比率: 新日鐵住金80%、クラカタウ社20% ・生産能力: 48万トン/年 ・設備投資額: 約3億米ドル ・従業員数: 約280名 [クラカタウ社の概要(正式名称:PT KRAKATAU STEEL (PERSERO) Tbk)] ・設 立: 1971年 ・代表者: President Director Mas Wigrantoro Roes Setiyadi ・所在地: (本社)チレゴン(ジャカルタ西 約100km) ・総資産: 約39億米ドル(2016年実績) *インドネシア政府が株式の80%を保有 ・事業内容: 薄板・形鋼・棒線・鋼管等の鉄鋼製品の製造・販売 ・鋼材販売量: 約220万トン/年(2016年実績)