旭硝子/導光板用ガラスXCVの大量生産を開始 SCM・製造拠点 2023.06.17 導光板用ガラスXCV™の大量生産を開始 ~世界最高水準※1の光透過性能で大画面テレビをよりスタイリッシュに~ AGC旭硝子(旭硝子株式会社、本社:東京、社長:島村琢哉)は2015年に発売したテレビ向け導光板用ガラス、XCV™(エクシーブ)を改良し、世界最高水準※1の光透過性能を実現しました。併せて、大面積ガラスの効率的生産に適したフロート法による大量生産を本年8月より開始します。液晶パネルメーカー最大手のLG Displayを初めとするお客様への供給を通じて、大画面テレビのスタイリッシュ化に貢献していきます。 近年、スタイリッシュな部屋にマッチする大画面フレームレス・テレビで「部屋にとけ込む鮮やかな映像を絵画や風景のように楽しみたい」というニーズが増えています。大画面でありながらフレームレス構造を実現する剛性と、高輝度画面にも対応可能な耐熱性を兼ね備えた厚さ1.8mmのガラス導光板XCV™を従来の樹脂製導光板に代えて使用することで、テレビはスタイリッシュな部屋に映える存在に生まれ変わります。 AGC旭硝子は、導光板用ガラスの世界No.1メーカーとして※2これからもテレビの進化に貢献していきます。 ※1 当社調べ。 ※2 導光板用ガラスのシェアによる。当社調べ。 <ご参考> 導光板について 液晶表示装置(LCD)は自ら光を発する事ができないので、別途光源が必要となります。 従来からテレビには直下型が用いられてきましたが、近年はより薄くスタイリッシュな、デザインの自由度の高い、エッジライト型へのニーズが高まってきています。エッジライト型では、ディスプレイ全体を均一に照らす為に「導光板」が使用されます。 ■エッジライト型 出典:http://www.phileweb.com/review/closeup/aquos-s/gasitu.html ■ガラス製導光板の特徴 (樹脂との比較) 剛性が高い 約20倍以上 熱による変形が少ない 約1/8 湿度による膨張が少ない 約1/100(推定値)