京セラ/米国空圧工具メーカーSENCO Holdings, Inc.を子会社化 SCM・製造拠点 2023.06.17 建築・産業用 空圧工具事業を強化 米国空圧工具メーカーSENCO Holdings, Inc.を子会社化 ニュースリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報は発表日現在のものです。ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。 京セラ株式会社(社長:谷本 秀夫、以下:京セラ)は、本日(日本時間)に、米国の空圧工具メーカーであるSENCO Holdings, Inc.(CEO:Benjamin C Johansen、本社:米国オハイオ州、以下:SENCO社)の全株式を取得する株式譲渡契約を締結しましたので、お知らせいたします。本契約締結により、SENCO社を子会社化しKYOCERA SENCO Industrial Tools, Inc.として事業を開始する予定です。SENCO社が京セラグループに加わることにより、空圧・電動工具関連製品の売上を2020年度に400億円に拡大することを目指します。 ■ 背景・目的近年、京セラグループでは、機械工具事業においてグローバルに事業拡大を図るため、主力製品である金属加工用の切削工具だけでなく、医療用工具や木工工具などへの進出をはかっています。空圧工具は、2011年より北欧やドイツを中心に事業を行っており、今後、同事業をグローバルに展開していくために、関連メーカーとの協業を検討してきました。一方のSENCO社は、1948年に米国で設立された釘打機やステープラーといった空圧工具のパイオニアです。空圧工具および、それらに使用する消耗品(釘やステープルなど)を米国・欧州を中心に展開しています。釘打機の本場である米国で、多彩な製品ラインアップと品質の高さが評価されており、世界約50ヵ国でご使用いただいています。SENCO社を京セラグループに迎えることで、両社のシナジー効果を最大化し、機械工具事業における製品力強化と、さらなる事業拡大に取り組んでまいります。 ■SENCO Holdings, Inc.の概要 社名 SENCO Holdings, Inc. 代表者 Benjamin C Johansen(CEO) 設立 1948年 所在地 米国オハイオ州シンシナティ市 事業内容 空圧・電動工具関連製品の製造販売 従業員数 569名(2017年3月末現在) 釘打機 消耗品(釘)