トピー工業/インドにおける乗用車用スチールホイール製造・販売の合弁会社を設立 SCM・製造拠点 2023.06.17 インドにおける乗用車用スチールホイール製造・販売の合弁会社設立について トピー工業株式会社(本社:東京都品川区、社長:藤井康雄、以下「トピー工業」)と Wheels India Limited(以下「WIL」)は、このたびインドにおいて合弁会社(株主構成:WIL74%、トピー工業26%)を設立し、乗用車用スチールホイールの製造・販売事業を行うことで、合意いたしました。 WILは、ハリヤナ州バワール工場とタミル・ナドゥ州パディ工場の乗用車用スチールホイール事業をカーブアウト(分離)して、新会社「WIL Car Wheels Limited」を本年9月(予定)に設立し、トピー工業は新会社の株式を26%取得いたします。 世界の自動車生産の拡大と競争の熾烈化を背景として、主要自動車メーカーは各国での共通プラットフォーム車種の生産を拡大しており、世界のどこへでも共通設計のホイールを供給できるグローバルサプライヤーへの要求が高まっております。これに対応して、トピー工業グループは日本、米国、中国、およびメキシコに生産拠点を展開するとともに、海外の乗用車用スチールホイールメーカーとの提携によって、グロ―バル供給体制の構築を図ってまいりました。 本合弁事業は、WILとの従来の技術提携をさらに深化させ、インドでの共通設計のホイールの供給を可能とします。これによって、中長期的に自動車生産の拡大が見込まれるインド市場において、需要を確実に捕捉するとともに、トピー工業グループのグローバルサプライヤーとしてのプレゼンスを一層高めることを目指しております。 トピー工業グループは、「持続的な成長と働きがいのある会社への変革」を基本方針とした中期経営計画”Growth&Change 2018″を推進しており、世界の主要自動車メーカーから認められるグローバルサプライヤーであり続けることで、事業の持続的な成長を実現してまいります。 【ご参考】 1.合弁相手先の概要 (1)名称:Wheels India Limited (2)所在地:タミル・ナドゥ州チェンナイ (3)代表者の氏名:SRIVATS RAM (4)事業内容:乗用車用・商用車用・農機用スチールホイールの製造・販売 (5)売上高:2,176千万ルピー(約37,000百万円、2017年3月期) (6)資本金:12千万ルピー(約200百万円) 2.今後の見通し 本件に伴う平成30年3月期の連結業績への影響は軽微であります