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東洋ゴム工業/マレーシア工場でのタイヤ生産が累計1,000万本を突破

SCM・製造拠点 2023.06.17

マレーシア工場でのタイヤ生産が累計1,000万本を突破

 

 東洋ゴム工業株式会社(社長:清水隆史)は、マレーシアにおける自動車用タイヤ製造子会社Toyo Tyre Malaysia Sdn Bhd(以下、TTM)において、このたび、タイヤの生産量が累計1,000万本を超えましたので、ご参考までお知らせいたします。

 TTMは、タイヤのグローバル供給体制をさらに拡充するという当社の事業戦略のもと、その一翼を担う拠点の一つとして、2013年5月、マレーシア・ペラ州に開設しました。TTMには当社独自のタイヤ製造工法(A.T.O.M.(*1))の要素技術を導入しており、世界でも認められるユニフォーミティ(*2)に優れた高品質かつ高性能な付加価値の高いタイヤを実現し、東南アジア向けのみならず欧州や日本、北米など各市場向けに供給するグローバルハブ機能を果たしています。

 *1 A.T.O.M.:当社独自の高効率タイヤ生産技術(新工法)であるAdvanced Tire Operation Moduleの略

 *2 ユニフォーミティ:寸法のほか、重量や剛性といったタイヤに求められる要素の均一性(バランス)

 TTMの現工場建屋はフルキャパシティで年産500万本の生産能力を有しており、2013年の稼働以来、順次、段階的に設備投入を行なうとともに、順調に稼働率を維持拡大してきました。

また、この工場建屋横には同規模の工場棟を建設できるだけの用地をあらかじめ確保しており、さらなる需要増大を見据えた対応が可能となっています。

 当社は、2017年を起点とした4ヵ年の新中期経営計画「中計17」において、タイヤの供給戦略ではオペレーションの最適化とポートフォリオの強化を掲げています。

 日本、米国、アジアに展開する各工場のキャラクターを明確にしながら、市場ニーズ・販売動向に対して機敏かつ柔軟に対応できるグローバル物流基盤の構築、供給コンビネーションの最適化を図り、さらなる生産・供給体制の充実をめざしていきます。

以上

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