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シーアールイー/物流施設「ロジスクエア守谷」を竣工

物流不動産・施設 2023.06.17

物流施設「ロジスクエア守谷」竣工

株式会社シーアールイー(代表取締役社長/山下修平 本社/東京都港区)は、2017 年 5 月 31 日、 茨城県守谷市において開発を進めていた物流施設「ロジスクエア守谷」を竣工いたしました。

「ロジスクエア守谷」は常磐自動車道「谷和原」インターチェンジより約 2km に位置し、国道 294 号線に近接しています。つくばエクスプレス「守谷駅」※1、関東鉄道常総線「新守谷駅」から 徒歩圏内であることに加え、計画人口 5,000 人を見込む守谷市松並土地区画整理事業地区内(ビス タシティ守谷)に所在していることから、労働力確保の面で高い優位性を発揮できます。

※1 つくばエクスプレス「守谷駅」は快速停車駅であり、「秋葉原駅」から最短 32 分でアクセス可能です。 守谷市は平成 27 年の国勢調査では、人口増加率(平成 22 年~27 年)が茨城県内で第 3 位であ り、高い成長率を誇る都市です。 なお、当該地の南側一帯は住宅エリアとなっておりますが、トラック車両の動線は住宅エリアと 完全に分離したルートにより、国道 294 号線へのアクセスが可能です。 「ロジスクエア守谷」は 25,445.82 ㎡の敷地に地上 2 階建て、延べ面積 34,223.02 ㎡の大型物流 施設であり、1 階部分のトラックバースを北側・東側の 2 面に、事務所を東西 2 か所に設け、マル チテナント型物流施設として複数テナントへの分割賃貸の対応も考慮した設計となっております。 倉庫部分の基本スペックとして、床荷重は 1.5t/㎡、有効高さは 1 階・2 階共に 6.0m 以上(2 階は 最高 7.6m)、照度は 300 ルクスを確保しております。 また、階層を 2 階建てに抑え、荷物用 EV(4.1t)を 4 基、垂直搬送機を 3 基設ける事で、取り 扱う製商品の上下搬送に起因した時間的なロスの極小化に配慮し、スピーディーな入出荷オペレー ションの実現を可能としております。在庫保管型や流通加工型センターとしてのみならず、通過型 クロスドックセンターとしての機能も兼ね備えた、様々な物流ニーズに対応し得る汎用性の高い施 設となっております。 さらに、将来的なオペレーション変更時の対応も想定し、垂直搬送機やドックレベラーの増設を 可能とする構造対応、庫内空調設備設置の際の配管ルートや室外機置場・キュービクル増設スペー ス等の確保、事務所の増床を想定した法的な対応等、入居テナントの将来ニーズにも一定の対応が 出来る仕様となっております。 また、当社開発物件の標準装備である緊急地震速報システムの導入、AED の設置や耐震型設備配 管の採用などは、入居テナントの BCP(事業継続計画)策定の一助になるものとなっております。 2 敷地内の舗装には、塑性変形抵抗性に優れ、わだち掘れの発生を抑制する「半たわみ性舗装」を 全面採用しております。さらに、従来は白色であった「半たわみ性舗装」に黒色顔料を添加して誘 導ラインなどの視認性を高めることで場内の安全性を向上させ、車両のタイヤ跡を目立たせないこ とで舗装面の恒久的な美観維持に寄与します。 周辺環境への対応として、トラック車両の出入りがある東側接道面には、生垣と目隠しフェンス を設置し、南側接道面には緑化フェンスを設ける事で、周辺環境と調和を図る計画としています。 また、東側メイン出入口とは別に北側に普通乗用車用の出入口を設ける事で、トラック車両と動 線を分離し、安全に配慮した車両動線計画としています。 環境対策としては、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具を採用し、環境や省エネルギ ーに配慮した施設としてBELS※2の取得を予定しております。 LED照明は働く方々の職場環境を考慮して、従来の昼光色よりも身体へのストレスを軽減すると 言われる温白色器具を採用しております。 また、施設のサイン計画として有効高さ、床荷重、照度などの倉庫機能を可視化したデザインの 採用など、働く方々の快適性を高めるための工夫を取り入れております。

※2 BELS 評価について

国土交通省が推進している建築物の省エネルギー性能を評価・表示する統一的な公的指標であり、 Building Energy-efficiency Labeling System の略語です。

■ロジスクエア守谷の概要

施設名 称 : ロジスクエア守谷

所 在 地 : 茨城県守谷市(守谷市松並土地区画整理事業地区内)

敷地面 積 : 25,445.82 ㎡(7,697.36 坪)

用途地 域 : 準工業地域

主要用 途 : 倉庫(倉庫業を営む倉庫)

建物構 造 : 鉄骨造 地上 2 階建て

延ベ面 積 : 34,223.02 ㎡(10,352.46 坪)

着 工 : 2016 年 8 月 2 日

竣 工 : 2017年5月31日

設計・施工 : JFE シビル株式会社

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