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プラネット/経常利益は前年比10・7%増(平成29年7月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結))

決算短信 2023.06.17

平成29年7月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

単位・百万円  

          売上高  営業利益 経常利益 当期純利益

29年7月期第3四半期 2,202 2.2  537 8.4  551 10.7  370 18.7

28年7月期第3四半期 2,155 3.8  495 2.4  498 △7.5  312 △6.0

(略)

(1) 経営成績に関する説明

当第3四半期累計期間における日本経済は、一部に改善の遅れがみられるものの、緩やかな回復基調で推移しま した。国内市場は、個人消費の持ち直しの動きが続いており、当社の中心的な対象市場である一般消費財流通業 界、特に日用品・化粧品、OTC医薬品(一般用医薬品)等の市場では、ドラッグストアの出店増等により引き続 き好調さがみられました。 このような状況のもと、当社は、「プラネット ビジョン2025」に基づき、中立的な立場で「企業間取引にお ける業務効率の追求」「企業間におけるコミュニケーションの活性化」「流通における情報活用の推進」「社会に 役立つ情報の収集と発信」を行うことで業界と社会に貢献すべく各施策への取組みを継続いたしました。従来に引 き続き、日用品・化粧品、ペットフード・ペット用品、OTC医薬品等の各業界におけるメーカー・卸売業間の取 引業務効率化のため、主たる事業であるEDI(電子データ交換)サービスの利用企業数増加とデータ利用の拡大 を目指して活動してまいりました。また、EDIサービスとともに利用されるデータベースサービスの付加価値向 上のための取組みに注力いたしました。 事業別の活動状況は次のとおりです。

 EDI事業

メーカー・卸売業間の「基幹EDI」サービスのさらなる普及活動に加えて、業界のオンライン取引の一層の 推進を図るべく、主に中小メーカー・大手卸売業間の、Web受注-仕入通信サービス「MITEOS(ミテオ ス)」の導入推進活動を継続いたしました。これらの活動は、新規利用メーカー社数の増加とユーザー卸売業の 業務効率化を支援するとともに、業界における取引業務のオンライン化比率が高まることで、業界流通全体とし ての機能強化に繋がる取組みです。 また、卸売業の販売実績をメーカーに通知する「販売データ」の利用拡大や、「販売データ」を簡易に利用で きる「販売レポートサービス」の導入推進にも注力しました。

 データベース事業

小売業の店舗や、卸売業の支店・物流センターなどを示す「標準取引先コード」を蓄積した「取引先データベ ース」に追加された小売店舗の「立地条件」と「店舗情報」のデータを増やすための調査とデータ登録を継続い たしました。 また、「商品データベース」の登録推進のため、日用品・化粧品、ペットフード・ペット用品、OTC医薬品 等のナショナルブランドの新製品を掲載する「新製品カタログ」の発行準備を進め、新商品情報の収集に努めま した。さらに、今後もインバウンド消費の増加が予想されるため、「商品データベース」の多言語対応に関する 調査・研究に力を入れるなど、各データベースサービスの付加価値向上のための取組みを継続いたしました。  その他事業 業界の膨大な取引データをビッグデータとして上手く活用することで実現し得る「見える化サービス」開発へ の取組みを継続いたしました。 これら3つの事業への取組みの結果、主にEDI通信処理データ量が増加したことに支えられ、当第3四半期累 計期間の売上高は2,202百万円(前期比2.2%増)となりました。また、販売費及び一般管理費が減少したこと等によ り、営業利益は537百万円(前期比8.4%増)となりました。その結果、経常利益は551百万円(前期比10.7%増)と なり、四半期純利益は370百万円(前期比18.7%増)となりました。

(略)

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