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日本ミシュランタイヤ/ワイドシングルタイヤ「MICHELIN X One」シリーズ、 トレーラー専用タイヤ「Multi Energy T」を発売

物流関連商品 2023.06.17

日本ミシュランタイヤ、
ワイドシングルタイヤ「MICHELIN X One」シリーズ、
トレーラー専用タイヤ「Multi Energy T」発売

日本ミシュランタイヤ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ポール・ペリニオ)は、ワイドシングルタイヤ「MICHELIN X One(ミシュラン エックスワン)」 シリーズのトレーラー専用タイヤ「MICHELIN X One MULTI Energy T(ミシュラン エックスワン マルチ エナジー ティー)」を発売します。全国のミシュラントラック・バスタイヤ取扱店で本日23日より販売開始します。

MICHELIN X Oneは、トラックの後輪に装着するタイヤを2本(ダブルタイヤ)から1本にするというコンセプトで、1車軸当たり約100kg※1の軽量化を実現。車両の輸送効率向上と環境負荷低減に貢献し、駆動軸にも使用できることで輸送業界の注目を集めています。

トレーラー装着のタイヤは、狭い場所や頻繁な旋回により、横方向の強いねじれにさらされます。このねじれは、軸ごとに異なる摩耗率、偏摩耗、トレッドブロックの欠損を引き起こすことがあり、操縦性の低下につながります。MICHELIN X One MULTI Energy Tはアドバンスコンパウンドを配合することで、従来品の「XTE(エックスティーイースター)」と比較して転がり抵抗と偏摩耗の15%の抑制を実現。低燃費効果と偏摩耗抑制による長寿命効果を可能にし、環境負荷を低減した環境配慮型「エコプロダクト」製品となります。

MICHELIN X One MULTI Energy T

*タイヤイメージ画像 「MICHELIN X One MULTI Energy T 」

製品概要

1.製品名

「MICHELIN X One MULTI Energy T(ミシュラン エックスワン マルチ エナジー ティー)」

2. タイヤ概要

タイヤサイズ PR(LI) 製品コード 外径(mm) 標準リム(インチ)
455/55R 22.5 164L 207900 1058 14.00

3.製品特徴

トレーラーに最適なパターン
編摩耗を改善(弊社従来品MICHELIN X One XTEとの比較)
コンパウンドの改良により転がり抵抗を15%改善
回転方向指定タイヤ

MICHELIN X Oneとは

ミシュランが誇るプレミアムワイドシングルタイヤシリーズ※2。トレーラー用としてだけでなく、強大なトルクのかかる駆動軸用としても使用されることを前提に設計され、ダブルタイヤをシングル化することで以下の効果を実現します。

1.積載効率大幅向上によるトラックユーザーの運行経費削減

455/55R22.5サイズは、日本市場で最も一般的な大型トラック用ダブルタイヤのサイズ11R22.5と外径がほぼ同じで、日本の法律上最大値とされる車軸当たり10トンの耐荷重能力があります。11R22.5 のダブルタイヤ仕様と比べ大幅に軽量化し、積載可能重量を拡大することができます。積載効率の向上は、同重量の輸送に必要なトラック便数の削減につながります(軽量化のイメージ画像参照)。

2.環境負荷低減

サイドウォールがダブルタイヤの4枚からワイドシングルタイヤの2枚に減ることにより、回転中のタイヤの発熱によって増加する転がり抵抗を削減すると同時に、軽量化されたタイヤ・ホイールユニットが発進・加速時の慣性力を低減します。車両の燃料消費量の節約に貢献し、廃棄されるタイヤを減らして環境負荷低減も可能にします。

3.車両の安全性向上

左右のタイヤ間距離(輪距)を拡大できるため車両の走行安定性が向上し、車両を低重心化ができ、安全性向上に貢献します(走行安定性・車両低重心化のイメージ図)。

4.車両設計の自由度拡大と生産性向上

ダブルタイヤ仕様と比べてタイヤ・ホイールユニット総幅が縮小されるため左右のタイヤ間距離が増し、シャシー設計の自由度が拡大します。また、シングル化により部品点数が減るため、車両の生産性も高められます。

軽量化のイメージ画像
(軽量化のイメージ画像)
走行安定性・車両低重心化のイメージ図
(走行安定性・車両低重心化のイメージ図)

※1 11R22.5スチールホイール装着ダブルタイヤとの比較になります(ミシュラン調べ)

※2 「MICHELIN X One」シリーズには駆動軸用タイヤ以外のラインナップもあります。

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