株式会社デンソー（本社：愛知県刈谷市、社長：有馬 浩二）は、グループ競争力を高める国内生産体制の実現に向けて、グループ会社である株式会社デンソー福島（本社：福島県田村市、社長：岩瀬 雅俊）に新工場を建設して、生産を拡大します。

デンソー福島では、従来から生産しているカーエアコンやエンジンクーリングモジュール（ＥＣＭ）などの自動車用熱機器製品に加え、新工場で新たにガソリンエンジン用燃料系製品のフューエルポンプ、インジェクターを生産します。

新工場建設と生産拡大に伴う投資額は、２０２３年までに約１５０億円を予定しています。２０１７年８月に着工し、２０１８年７月に完成、２０１８年１０月から順次生産を開始する計画です。これにより、従業員数は２０２３年頃には約６００人まで増加する予定です。

デンソー福島は熱機器製品中心の専業拠点から、デンソーグループの東日本における複数製品の生産を担う拠点として、さらなる顧客対応力の向上に取り組んでいくとともに、地域社会の発展に貢献していきます。